人間いくつになっても、謙虚でいたいものです。
しかし競争社会で生きる男性の場合、なにかと他人と比較されやすく見栄やプライドが邪魔をしてなかなか謙虚に振る舞えない人も…。
そこで今回は、女性に好かれる謙虚なオトコの特徴や謙虚さを身につけるコツについて解説していきます。
謙虚とは?腰が低い人とは何が違う?
謙虚とは、控えめで慎ましい言動のことを意味し、自尊心を満たすような自慢や自己アピールはせず、むしろ相手の発言に聞く耳を傾けるのが上手な人を指します。
主に褒め言葉として使われ、実力があるにもかかわらず偉ぶる様子がなく、当たり前のようにへりくだった態度が取れて、相手の意見や考えを素直に受け入れられる度量の大きさが特徴といえるでしょう。
また、謙虚に近しい言葉で「腰が低い」と代替されることもありますが、2つは似ているようで全く違います。
腰が低いとは、能力の足りない人がわざとへりくだった態度を取り、事前にリスクヘッジの保険をかけた言動のことを指し「卑怯」「ださい」などマイナスの印象を与えるでしょう。
女性に好かれる謙虚なオトコの特徴とは?
ここからは、女性に好かれる謙虚な男性の特徴について詳しく見ていきましょう。
驕らない
謙虚な男性は、驕り高ぶった横柄な態度を取りません。
褒められたり、感謝されたりしても図に乗ることなく冷静に受け止め、自分を律せられるストイックな精神面を持ち合わせています。
素直
謙虚な男性は、とにかく素直。
人の意見にしっかり耳を傾け、目上の先輩だろうが、年下の後輩だろうが、自分に非があるときは素直に認め、きちんと誠意ある態度で頭を下げて謝罪します。
自慢しない
謙虚な男性は、周囲に自慢して自分の価値を認めさせたり、マウントを取って相手を見下したりしません。
見栄やプライドによる虚栄心がなく、ありのままの自分を見てもらおうと自然体で振る舞います。
控えめ
謙虚な男性は、目立たない慎ましい態度も特徴といえるでしょう。
自己主張が強くなりすぎないように配慮することで、周りの人が自分をほどよく主張しやすくなるため、円滑なコミュニケーションにつながります。
冷静
謙虚な男性は、常に冷静で感情に流されません。
自分自身を客観的に見られるため、頭ごなしに人の考えを否定したり、自分が正しいと思いこんだりせず、周囲から質問や相談をされやすいのが特徴です。
礼儀正しい
謙虚な男性は、いつどんな時も礼儀正しい振る舞いができるのも特徴的です。
お世話になったときの「ありがとうございます」、何かお願い事をするときの「よろしくお願いします」など、相手を気遣う言葉で、周囲を不快な気持ちにさせません。
人のせいにしない
自責の念が強く、ミスや失敗を他人のせいにしないのも謙虚な男性に見られる特徴です。
嘘をついてごまかしたり、気まずさに耐えられずその場から逃げたりするなど、不義理な態度を見せないメンタルの強さを持っています。
常に笑顔
謙虚な男性は、常に笑顔で人と向き合います。
笑顔には人の心を開かせたり、周囲を明るくしたりする力があることを知っているため、どんな時もスマイルを欠かしません。
協調性がある
謙虚な男性は、協調性があります。
人は一人で生きていけないことをよく知っているため、プライベートや仕事において友人や同僚、恋人などと円滑にコミュニケーションを取ることができます。
謙虚な人が女性にモテる理由とは?
謙虚な男性は、なぜ女性に人気があるのでしょうか?
ここからは、謙虚な人が女性にモテる理由について紹介していきます。
安心感があるから
謙虚な人は、基本的に物事を自責でとらえるため、何かトラブルが起きても人のせいにしたり、面倒事を押しつけてきたりしません。
そんな自責の行動がとれる男性は、余計な手間や苦労がいらないため一緒にいて安心感があります。
そして徐々に「安心して背中を預けられるパートナー」という特別な存在に変わるでしょう。
器の大きさを感じるから
年齢や性別に関係なく他人からの指摘を素直に受け入れたり、ポジションに関係なく自分が気になることを相手にへりくだって聞いたりと、周囲に謙虚な姿勢を見せられる男性は、心に余裕がありメンタルが安定していている人とも言えるでしょう。
そんな見栄やプライドに縛られない、器の大きさに魅力を感じる女性もいます。
人に紹介しやすいから
傲慢な男性は「人に認められたい」「相手に舐められたくない」という自分中心の考えが強く、人前でイタイ言動を取りがち。
その点、謙虚な男性は控えめな性格で、周囲の空気を敏感に察するため、人を不快にさせません。
親や兄弟、友人に安心して紹介できるのは魅力でしょう。
対等に向き合ってくれるから
謙虚な男性は、性別や年齢、国籍、学歴など、ステータスで人を区別せず、どんな相手とも対応に向き合います。
例えば、年下や女性に対して偉そうな態度を取ったり、自分勝手な思考や振る舞いをしたりしません。
どんな相手とも、辛抱強くコミュニケーションを取る姿勢に対して好感を抱くのです。
謙虚になるには?
ここからは、謙虚さを身につけるコツについて解説していきます。
何事もポジティブに捉える
謙虚さを身につけるには、日頃からポジティブ思考でいることが大切です。
何かトラブルが発生した際も「ピンチはチャンス!」「どうにかなるさ!」という前向きな発想を心がけること。
何事も前向きに捉えることで、徐々に心の器が広がり精神的なゆとりが持てるでしょう。
誰に対しても優しく接する
謙虚になりたいなら、誰に対しても優しく接しましょう。
例えば、お店のスタッフや子ども、高齢者など、自分より立場の弱い人に対してつい横柄な態度を取る人もいますが、そういう些細な日常の積み重ねがいざというときに素の自分として出てしまうものです。
人に見られていないときも、常に優しい言動を心がけましょう。
人のいいところを見つける
身近にいる人の長所に目を向けましょう。
長所や成功体験に注目することで、相手を正当に評価できるようになり、自分にも良いところはあるが他の人にもあることを認識することで謙虚さが育まれます。
また、物事や状況を客観的に見ることで、謙虚な気持ちが生まれやすくなるでしょう。
周りの人を応援する
他人を応援することで、謙虚さが身につく可能性も。
人を応援できるということは、自分の気持ちに余裕がある証拠。自分の感情や欲求に振り回されず、他人を思いやることで謙虚さが身につきます。
また、誰かを応援することで、めぐりめぐってその応援や手助けが自分に跳ね返ってくることも期待できるでしょう。
男友達との関係を大切にする
たくさんの友達に囲まれて暮らす人は、もともと寂しさや自尊心を満たす欲求が少なく、さらに悩みや相談事もすぐ誰かに聞けるため、不満を抱え込んで精神が荒ぶるなど、人の気分を害するような言動を取りません。
謙虚さを身につけたいなら、男友達と交流する機会を増やしその関係性を大切にしましょう。
家族を大切にする
人はひとりでは生きていけません。
そんな中、身内である家族の存在は何物にも代えがたいものです。自分を生んでくれた両親はもちろん、既婚の男性であれば奥さんやお子さんに対して「一緒にいてくれてありがとう」という感謝の気持ちを持つことで、自然と謙虚なスタンスが身についていくでしょう。
自分のことを肯定する
自分をもっと好きになったり、肯定的な姿勢を持ったりすることで、おのずと心に余裕が生まれ謙虚に振る舞うきっかけになるでしょう。
そのためには、趣味でリフレッシュしたり、運動で汗を流したり、たまには自分へのご褒美でおいしいご飯を食べに出かけたりと、自分なりのストレス解消法を見つけることが大切です。
謙虚とは違う!女性が嫌う腰が低いオトコとは?
よく謙虚と勘違いされる、腰の低い人。
ここでは、女性に嫌われる腰が低い男性の特徴について見ていきましょう。
接する相手で態度を変える
例えば、上司には腰を低くして一生懸命ゴマをすり、反対に部下や後輩に対しては偉そうに高圧的な態度を取るなど、接する相手によって過度なギャップがあってはいけません。
もちろんTPOに応じて仕方がないケースもありますが、態度をコロコロ変える姿勢に、周囲は確実にあなたを警戒するでしょう。
嘘っぽい
例えば、誰かに褒められて「そんなことありません!」と強めに否定したり、ちょっとしたミスに「ごめんなさい」や「申し訳ありません」と、繰り返し何度も謝られたりすると、せっかくの謝罪もまるで挨拶のように聞こえてしまい、「本当にそう思ってるの?」と逆に疑いの目を向けられます。
はたから見て嘘っぽかったり、なんとなく胡散臭さを感じたりする過剰な演出は避けましょう。
面倒くさい
謙虚すぎたり、腰の低い姿勢に慣れすぎたりするのも危険です。
特に日本では謙遜することが美徳とされますが、例えば、何かプロジェクトを任されて「私には荷が重い」と拒否したり、「自分より〇〇さんの方が適任だと思う」とネガティブな発言をしたりすると、謙虚というより面倒な人に見られて敬遠されるでしょう。
女性に好かれる謙虚なオトコを目指そう
女性が好印象を抱きやすい謙虚な人。
自慢や傲慢、マウント癖のある男性は時代的にモテません。
今よりもっと謙虚になりたい男性は、今回紹介したポイントを参考に実践してみてください。