中絶する女性心理
中絶する女性心理

彼女に中絶してもらう方法&男性ができる責任の取り方6つ

未婚の女性を妊娠させてしまったら、あなたはどうしますか?
そのまま子供を認知してできちゃった婚をする人もいれば、結婚や出産の意思がないカップルは、苦渋の選択として「中絶」することもあるかもしれません。
今回は、望まぬ妊娠をした彼女に中絶してもらう方法と、男性ができる責任の取り方を紹介していきます。

望まぬ妊娠をした彼女に中絶してもらう方法

望まぬ妊娠をした彼女に中絶してもらう方法
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ここではまず、望まぬ妊娠をした彼女に中絶してもらう方法を紹介します。
ただし大前提として、中絶するかどうかの決定権は彼女本人にあり、未成年の場合は親の同意が必要になります。中絶の強要は、モラハラや精神的DVに該当する可能性があるので気をつけてください。

子育ての現実を話す

まずは、子育ての現実を話すやり方があるでしょう。
実際に、子育てにはお金と時間、精神面で多大なエネルギーが必要になります。
今の自分たちの状況を見据えたうえで、親になれるのかどうかを冷静に意見交換するところから始めてみましょう。
必要であれば、専門のカウンセラーに同席してもらう方法もあります。

彼女との将来について話す

もし今、彼女との間に子供を授かった場合、二人が描く未来にどう影響するのかをデメリットの側面から意見交換し諦めてもらう方法もあります。
仕事や趣味など、大好きな時間が出産を機にゼロになるかもしれないリスクを伝えれば、彼女の考えも少しは変わるかもしれません。

中絶費用の全額負担とともにお願いする

もし彼女が中絶の意思を持ちながらも、経済的な負担を理由に躊躇しているのであれば、中絶費用の全額負担とともにお願いする方法もあります。
それに加えて、慰謝料を支払う選択肢もあるでしょう。その場合、二人きりだと揉めたりトラブルになったりする恐れがあるため、専門の弁護士を交えて話すとスムーズです。

中絶する女性心理とは?

中絶する女性心理
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ここでは、中絶するときの女性心理をいくつかのパターンから紹介していきます。

罪悪感と後悔

中絶という命にかかわる重い決断を下した後、女性の心に強く残るのが罪悪感や後悔です。「本当にこれで良かったのか…」と自問し続ける日々が続くかもしれません。
ふとした瞬間に「産んでいたら今ごろ…」と未来を想像してしまうこともあるでしょう。

安堵

悩んだ末に中絶を選んだことで、プレッシャーから解放され、ホッと安堵する女性もいるでしょう。
経済的な不安や家族への影響を考えていた人ほど、悩みから解放されたことで「これで前に進める」とポジティブに捉えているかもしれません。

悲しみと喪失感

中絶という命を自ら手放す選択は、心に深い悲しみをもたらすものです。「人間として終わっているのでは…」と思いつめ、女性の中には自分自身を過度に責める人もいるでしょう。
特に責任感の強い人ほど、周囲にも話せず孤独に感じてしまう傾向があります。

周りへの怒りや不満

中絶という選択を女性だけが背負わされる現実に、「どうして自分だけこんな苦しい思いをしなきゃいけないの?」と、相手の男性や状況、時には社会全体に対して、やるせない怒りを抱く人もいます。孤独の中で、このどうしようもない気持ちを持て余してしまうのかもしれません。

現実逃避

中絶という辛さや重さから自分自身を守るために、無意識のうちに感情に蓋をし「これは仕方がないことだった」と自身に言い聞かせ、現実逃避する人もいます。
ただ周囲からは冷静に見えても、実は精神的に落ちていて感情が不安定になっている人も少なくありません。

彼女の中絶で男性ができる責任の取り方6つ

彼女の中絶で男性ができる責任の取り方
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ここからは、彼女に中絶してもらうときに男性ができる責任の取り方を紹介していきます。

(1)彼女に誠心誠意の謝罪をする

避妊の有無や性行為時の状況に関わらず、中絶という重い決断をさせてしまったこと、そして宿った命に対して、心からの謝罪の言葉を伝えましょう。
彼女が負う身体的・精神的な痛みと、失われた命の重さを深く受け止め、真摯な態度で向き合うことを何より最優先すべきです。

(2)彼女の両親に謝罪へ行く

中絶を決めたのであれば、自分の両親や友人への相談よりも先に、まずは彼女のご両親へ二人で報告し、直接謝罪するのが正しい筋道です。
順番を誤ると、今後の付き合いに大きなデメリットを生むので気をつけましょう。
厳しい反応があったとしても、誠意を尽くして経緯を説明し、謝罪する姿勢を示すべきです。

(3)中絶費用は男性側が全額負担する

中絶は、女性の心と身体に大きな負担を強いるものです。
男性はその負担を直接的に負わないからこそ、せめて経済的な責任は全て引き受けるべきでしょう。
これは最低限の誠意の表明であり、自身の愚かな行為を真摯に受け止め、必要な費用は必ず用意する覚悟が求められます。

(4)中絶の手術当日は病院に付き添う

金銭的な負担だけで責任を果たしたと考えず、手術当日は必ず彼女と共に病院へ行き、そばで支える姿勢を示しましょう。一人で不安な時間を過ごさせるべきではありません。たとえご両親が付き添う場合でも、顔を見せ、責任を分かち合う意思を示すことが最低限の礼儀でしょう。

(5)中絶後も経済的なケアをする

中絶の手術を終えた後も、彼女に対しては経済的な支援を継続しましょう。中絶という事実は消えませんが、その後の償いの気持ちを行動で示し続けることが大切です。
彼女に望まぬ妊娠をさせた責任を取るという意味では、この長期的な支援を請け負うことこそが男性に求められる一番の償いといえるかもしれません。

(6)周りに何を言われても反論しない

彼女に望まぬ妊娠をさせて中絶させたという事実に対して、周囲から厳しい意見や場合によっては非難を受けることがあるかもしれません。
しかし、どのような言葉を投げかけられても、真摯に受け止める姿勢を持つことが大切です。犯した罪の重さを認識し、自らが果たすべき責任としっかり向き合いましょう。

望まぬ妊娠や中絶は、他人事ではない

彼女の望まぬ妊娠や、苦渋の中絶は決して他人事ではありません。
コンドームなど避妊をしていても可能性はゼロではなく、誰の身にも起こり得る問題です。
万が一あなたがその当事者となった際、彼女や彼女の両親、また職場の同僚や友人など、世間の目から上手に立ち回るための参考にいただければ幸いです。