彼女を妊娠させてしまい「どうしよう?」と悩む男性もいるでしょう。もしくは、彼女から「生理こないし妊娠したかも…」と言われて焦っている人も中にはいるかもしれません。
今回は、結婚していない未婚の彼女を妊娠させてしまった男性がやることについて順を追って紹介していきます。
未婚の彼女を妊娠させた場合に考えられるリスク
ここではまず、未婚の彼女を妊娠させた場合に考えられるリスクを紹介します。
お金の負担が一気に高まる
彼女に妊娠が発覚すると、出産までにかかる費用、産んでからの育児や母体、生活にかかる費用など、独身のときに比べて経済的な負担が重くなります。
特に結婚してない場合、心構えのないまま経済的責任が一気にのしかかるため、今後の生活設計を早急に見直す必要が出てくるでしょう。
彼女との関係が破綻する
妊娠をきっかけに結婚を迫られても、心の準備ができていないと不本意な結婚になったり、お互いに責任のなすりつけ合いで関係がこじれたりするリスクがあります。
彼女との信頼関係が崩れ、最悪の場合は出産前に別れてしまう可能性もあるでしょう。
親や親族との関係が悪くなる
未婚の彼女を妊娠させた場合、通常の結婚に比べて両親や親族との関係が悪化する恐れがあります。
最悪の場合、親に勘当されたり、両家の親族が不仲なまま結婚生活を送ったりすることにもなりかねません。
キャリアを見直すことにも
急な妊娠は、仕事や学業などのキャリアに大きな影響を及ぼします。
場合によっては、退職や退学を迫られるケースもあるでしょう。
また、仮に妊娠中は頑張れていても、産んだあとに育児の現実に直面し、望んでいたキャリアを手放すことになるかもしれません。
養育費や慰謝料を請求されることも
結婚していなくても、子どもが生まれれば認知や養育費の支払い義務が発生します。さらに、無責任な対応をした場合には慰謝料を請求される可能性もあり、最悪の場合は裁判に発展するリスクも考えられるでしょう。
社会的な信用が低下する恐れ
交際や婚約の過程を飛ばしている以上、残念ながら世間体は良くありません。
無計画な妊娠・責任逃れなどが周囲に知られた場合、職場や友人間での信頼が損なわれる可能性があります。その結果、出世や人間関係に悪影響を及ぼすリスクが考えられるでしょう。
彼女を妊娠させてしまった男性がやること6つ
ここからは、彼女を妊娠させてしまった男性がやることについて、順を追ってわかりやすく紹介していきます。
(1)妊娠の事実確認を行う
まずは市販の妊娠検査薬を使って陽性か陰性かを確かめましょう。結果があいまいな場合は、専門の産婦人科を受診して妊娠の事実確認を行ってください。
「生理がこない」「カラダに異変を感じる」という症状だけで妊娠の判断はできません。
必ず付き添ったうえで、二人で事実確認を行いましょう。
(2)産むかどうかを彼女と相談して決める
彼女の妊娠が事実とわかったら、次は産むか?堕ろすか?を彼女と相談して決めます。
二人の間にできた子どもとはいえ、お腹を痛めて産むのは彼女本人なので、ここでは必ず彼女の意思や考えを尊重するようにしてください。
また、中絶できる期間は決まっていて、妊娠22週未満が目安になるため、堕ろす場合は早めに病院へ行くようにしましょう。
(3)結婚するかどうかを彼女と話し合う
産むかどうか決めたら、次は彼女と結婚するかどうか話し合いましょう。
ここでも彼女の考えを尊重すべきですが、結婚は二人でするものなので、冷静に話し合って決めることが大切です。
納得しないまま結婚してもすぐ離婚することになるので、二人で話し合いを重ねて慎重に決めましょう。
(4)彼女の親に妊娠の報告と謝罪に行く
意図せず彼女を妊娠させてしまった場合、二人だけの問題では済みません。
まずは彼女のご両親に会って、あなたの口から直接妊娠の報告と謝罪に行きましょう。
報告するときは、これまでの経緯もふまえて説明すると伝わりやすくなります。
また、事実報告とあわせて大事な娘を結婚前に妊娠させてしまったことを誠心誠意謝りましょう。
(5)彼女のケアを徹底して行う
子供を産むにせよ、堕胎するにせよ、彼女を妊娠させた以上、肉体的・精神的に大きな負担をかけることになります。
いくら男性が「責任は俺が取る!」と言っても、母体を変わることはできません。男性ができることとしては、彼女に寄り添い徹底してケアすることです。
仕事やプライベートを犠牲にしてでも、日々のサポートを惜しまず行いましょう。
(6)自分の経済力を高める
出産・育児・中絶費用など、妊娠に伴う経済的負担は大きいものです。認知すれば養育費の義務も発生します。今の収入に不安があるなら、副業や転職も視野に入れ、今後の責任を果たす準備を早めに始めておきましょう。
彼女を妊娠させてしまったらどうする?
彼女を妊娠させたことに対して、強い後悔と罪悪感に苛まれている男性もいるでしょう。
一瞬で地獄に突き落とされた気持ちから、日々自暴自棄になっている人もいるかもしれません。
しかし、コンドームをはじめ性行為時に避妊しなかった責任はあなたにあります。
彼女を妊娠させた事実に、しっかり正面から向かうことが大切です。
望まぬ妊娠をした彼女に「何をすべきか」ではなく「何ができるか」の視点で考えるようにしてください。