昔に比べて、あきらかに体重が増えた様子の彼女。
「前は痩せてて可愛かったのに…」「今はぽっちゃりというよりデブ…」と、太りぎみな彼女に嫌気がさしている男性もいるかもしれません。
今回は、太った彼女を傷つけない指摘の仕方や、ダイエットで痩せてもらう伝え方のコツについて解説していきます。
太った彼女を傷つけない指摘の仕方
まずは、太った彼女を傷つけない指摘の仕方について見ていきましょう。
体調の心配をして指摘する
彼女を傷つけずに太ったことを指摘したい場合は、相手の体調を心配した声がけがおすすめです。
例えば「少し太った感じするけど体調なんともない?」「暴飲暴食ぎみだけど、カラダの調子大丈夫?」など、あくまで体調を気遣うことに焦点をあて、さりげなく太ったことを認識させる伝え方が一番ベターかもしれません。
ダイエットを匂わせる発言にかぶせてほめる
過程をほめて、相手に察してもらうやり方もあります。
例えば「今日は軽めの食事にしとこう」や「少し歩く量増やさないと」など、彼女の口からダイエットを匂わせる発言があった場合、「えらい!」や「行動力がすごいね!」とほめることで、(実は自分も太りぎみなの気になってたよ)という裏心理を察してもらいやすくなるでしょう。
一緒に運動することを提案する
太りぎみな彼女を「一緒にウォーキングやジョギングに行かない?」と誘い、その道中に「運動しないと体型維持って難しいよねー」と伝えるのも効果的です。
あくまで自分に言い聞かせたように「体型維持って難しいよねー」と言うことで、彼女を傷つけずそれとなく察してもらいやすくなるでしょう。
ニュースの話題にかぶせて伝える
ニュースで流れた有名人が、太りすぎが原因で体調をこわしたり、体重増加が原因の病気でなくなったりした場合、その話題にかぶせて「俺たちも気をつけないとねー」と遠回しに彼女に太ったことを伝えるのも一つの方法です。
勘の鋭い彼女であれば、第三者のネタでも「太った」「ダイエット」というワードに敏感に反応し、自分事として意識するでしょう。
お酒の力をかりて冗談っぽく伝える
比較的ノリのいい彼女であれば、お酒の力を借りて酒の場で「そういえば少し太ったんじゃない?(笑)」などと冗談まじりに伝えるのもおすすめです。
ただし、説教くさい感じにならないよう注意にしましょう。また、他の人がいる前だと彼女を傷つけてしまうため、二人きりの場で伝えることが大切です。
太ったことを指摘しない方がいい場合
彼女が太ったことは事実とは言え、場合によっては指摘しない方がいいケースもあります。
すでに本人が自覚している場合
すでに彼女本人が太ったことを自覚し、ひどく後悔していたり、神経質になっていたりする場合、へたに煽るような指摘は避けるべきです。
特に女性にとって体型の変化は、男性の比にならないほどデリケートな問題です。
軽く指摘したつもりが、彼女を深く傷つけ関係性が終わる可能性もあるので気をつけましょう。
過度なストレスを抱えている場合
彼女の太った原因が、仕事やプライベートで過度なストレスを受けている場合もへたに指摘しない方がいいでしょう。
ストレスは目に見えないため、実際にどの程度メンタルにきているのか分からないものです。
安易に太ったことを伝えて、彼女をさらに追い詰める結果になることもありますので、気をつけてください。
あなた自身が太っている場合
彼女が太った以前に、あなた自身の体型が太っている場合も指摘は避けるべきでしょう。
指摘をしたところで「あなたには言われたくない」「自分が痩せてから言って」と、彼女の反感を買うのがオチです。
まずは鏡の前に立った自分の体型をよくみて、彼女に指摘できる資格があるのかどうか冷静に判断しましょう。
彼女が怒る指摘の仕方
続いてここからは、太ったことを彼女に伝えて怒るケースを見ていきましょう。
「太った?」とストレートに聞く
彼女を前に「なんか太った?」「少しは痩せたら?」など、デリカシーのない指摘をすると高確率で激怒されるでしょう。
たとえ会話中のネタや、笑わせるための冗談とはいえ「太った?」と言われて気持ちいい女子などいません。少しでも相手が傷つく可能性があるのであれば、何も言わない方がマシです。
女優やモデルと比較する
有名人を引き合いに出し、彼女のダイエット心に火をつけようとする男性もいますが、ほとんどの女性には逆効果で、やる気をなくすか人によっては嫉妬から怒り出す女性もいるでしょう。
また、共通の知人を引き合いに出した比較論も良くありません。「だったらその子と付き合えばいいじゃん」と一蹴されるのがオチです。
服が似合わないことを引き合いに指摘する
例えば、彼女に「この服かわいい?」「今日のコーディネートどう?」と聞かれて「悪くないけど、体型がねー」などと、服が似合わないことを引き合いに太ったことを指摘すると、彼女の反感を買うでしょう。
彼女は、服のセンスや着こなしについて意見を求めただけであって、体型を引き合いにダメ出しするのは論点が違うからです。
人前で笑いのネタで指摘する
飲み会など、大勢の人がいる前で「こいつ太ったよなー」などと指摘すると彼女を深く傷つけてしまいます。
笑いのネタとして、人前でさらし者にしたデリカシーのなさに幻滅されるでしょう。
場合によっては、彼女が泣き出したり帰ってしまったりするほど、大きい怒りにつながる恐れがあります。
彼女にダイエットを決意させる方法
ここからは、彼女にダイエットを決意させる具体的な方法について見ていきましょう。
昔の写真を見せる
彼女にダイエットを意識させたいなら、二人で撮った昔の写真を見せるのが効果的でしょう。
よほど鈍感な人でない限りは、痩せているときの写真を見れば、今がいかに太っているかに気付きます。
彼に嫌われたくない、これ以上太りたくないという気持ちからこっそりダイエットに取り組み始めるかもしれません。
一緒にダイエットしようと誘う
彼女に太ったことを指摘しにくい場合は、あえて自分が太ったテイにして、あくまで協力者として彼女を巻き込む方法がおすすめです。
例えば「最近オレ太ったんだよね…」と伝え、その流れから「ダイエットに付き合って」や「痩せるの手伝って」とお願いすれば、一緒に運動や食事制限に付き合ってくれるでしょう。
健康でいてほしいことを伝える
あくまで健康でいてほしいことを伝えるテイで、「ちょっと太りぎみなのが気になるよ。ずっと健康でいてほしいからダイエットして」と率直にお願いするのもいいでしょう。
大事にされている、将来のことを考えてくれているという二重の意味で、彼女はモチベーション高くダイエットに取り組むかもしれません。
ダイエットメニューを提案する
始めるきっかけがなくて、ダイエットを決意できない人もいます。
そんな彼女には、一緒に運動や食事制限をすることを前提として、日々の習慣に取り入れられるものを提案するとよいでしょう。
例えば、食後の散歩や毎朝15分程度のウォーキング、通勤時に1つ前の駅で降りて歩くなどの方法があります。
ダイエット勝負を提案する
「一か月以内に今の体重から何キロ痩せられるか勝負しよう。負けた方が一万円払う」など、お金をかけて、いつまでに何キロ痩せられるか勝負するやり方もあります。
きっかけは何であれ、ダイエットを始めてみてから、実際に減る体重や見た目の変化を実感することで、本格的なダイエットに取り組み始める人も少なくありません。
そうなれば、次からは自主的にダイエットをするようになるでしょう。
太った彼女を傷つけない伝え方を!
なかなか悩ましい彼女が太った問題。
「太ったから痩せてほしい」という気持ちが本音でありつつも、その言葉をストレートに伝えてはトラブルの元になります。
自分の性格や彼女との関係性に合った有効な伝え方を見つけてみてください。