女性にとって結婚や出産は人生の一大イベントです。
男性の中にも、いずれは子供を持ちたいという人がいるでしょう。しかし現実は、結婚すれば必ず子供を授かれるわけではありません。
今回は、女性が「この人の子供が欲しい!」と思う男性の特徴をはじめ、男性不妊についてもあわせて紹介していきます。
女性が子供を産みたいと思うタイミング
ここではまず、女性が子供を産みたいと思うタイミングについて見ていきましょう。
出産適齢期のリミットが見えたとき
女性には「出産適齢期」と呼ばれるものがあり、だいたい20歳~35歳までと言われています。そんな出産適齢期のリミットである35歳が見えてくる30歳を迎えたころは自然と妊娠や出産を意識しやすいタイミングといえるでしょう。
身近な人に子供が産まれたとき
兄弟や従妹などの親族、もしくは同級生や仲良しの同僚など、自分の身近な人が妊娠したタイミングも自然と結婚や出産に意識が向きやすい時期です。
未婚の人であれば「そろそろ結婚しないとなぁ」という焦り、既婚の人であれば「いつ子供ができるんだろう」という不安を抱きやすいでしょう。
子連れの家族を見たとき
街中や電車の中など、楽しそうにしている子連れの家族を見たことがきっかけで、子どもを欲しいと思うようになる女性もいます。
『子供がいること=幸せ』とは限りませんが、やはり子連れの家族が幸せそうなところを見ると「子供がいる人生もいいな」と、自然に結婚や出産に意識が向きやすいものです。
女性が「この人の子供が欲しい!」と思う男性の特徴8つ
ここからは、女性が「この人の子供が欲しい!」と思う男性の特徴について見ていきましょう。
(1)家族を大切にする人
まずは家族を大切にできる男性です。
家庭も垣間みずに仕事や趣味に没頭する人では、不安で子供を産みたいとは思えません。
そして家族を大切にする人かどうかは、実家の人に対する接し方でわかります。
両親や兄弟を大切にできる人であれば、結婚後も家庭を第一に考え行動してくれる人として見られるでしょう。
(2)頭がいい人
続いては地頭のいい男性です。
女性は本能的に「より優秀な遺伝子を受け継ぎたい」と思うもの。また、母親であれば自分のお腹を痛めて産んだ我が子に対して、社会を生き抜くための力を蓄えて欲しいと願うのは当然のことです。
社会を生き抜くうえで頭の良さは欠かせません。
(3)イケメンな人
より優秀な遺伝子を残したいという女性の本能は、頭の良さだけでなく見た目にも言えます。
子供の将来を考えれば、ブサイクよりも目鼻立ちの整ったイケメンの子を望むのは当然のこと。
もちろん外見より中身が大切という考えもありますが、一方でカッコいい人の方が人生を有利に進められるのも事実です。
(4)高収入な人
女性の中には、高収入の男性でなければ安心して子供を産めないと感じる人もします。
子育てには愛情が大切と言われつつも、子供を一人前の大人に育て上げるにはある程度のお金も必要です。
高収入な男性と結婚すれば、私立の学校に入れたり希望の習い事に通わせたりと、子育てにおける選択肢の幅を増やせます。
(5)身体能力にすぐれた人
女性の中には、身体能力にすぐれた男性の子が欲しいと思う人も多くいます。子供の運動神経には、親の遺伝的要因が大きく関係しています。
例えば、走るのが速かったり反射神経が良かったり筋肉質だったりと、日常シーンでわかる「あっ、この人運動神経良さそう」と思わせることが大事になるでしょう。
(6)子育て観が合う人
親同士の子育て観が合う場合、子供の育て方で衝突するリスクを減らせます。逆に子育て観が合わない場合、勉強や習い事、生活習慣のしつけなど、さまざまなシーンで意見の食い違いが生まるでしょう。
意見の食い違いは離婚の原因にもなるため、子育て観が合う男性の子供が欲しいと思う女性も少なくありません。
(7)イクメンな人
おむつ換えや夜間のミルク作りなど、子育てに協力的な男性であれば、女性も安心して子供を産めるでしょう。
その人がイクメンかどうかは、実際に子育てが始まってみるまでわかりませんが、甥っ子や姪っ子、友達夫婦の子供など、身近な子供への接し方を見ればだいたい子供好きかどうかは分かるものです。
(8)地に足のついた人
子供が生まれて成人するまでの最低20年は、健康で安定した収入が欠かせません。例えば、起業や転職などチャレンジ思考の強い男性の場合、収入が不安定になることで子供を成人までしっかり育てられないリスクがあります。
そのため、地に足のついた人生を歩んでいるかどうかも女性の出産に大きく関係するでしょう。
将来子供が欲しいなら「男性不妊」について知ろう
残念ながら、結婚すれば必ず妊娠、出産を経験できるわけではありません。
将来子どもが欲しい人は「男性不妊」について理解を深めましょう。
まず「不妊」とは、専門的な治療を受けなければ自然妊娠の可能性が著しく低い状態のことを指します。
この不妊は、女性側に問題があるケースもあれば、男性側に問題があるケースもあり、例えば精子の量や濃度が低くうまく妊娠できない場合など、不妊の主な原因が男性側にあるケースを「男性不妊」と言います。
そして男性不妊の原因として、一般的には生活習慣が関係していると言われていますが、まだ詳しいことはわかっていません。しかしながら、可能性としては十分に考えられるので男性不妊の改善や予防のためには、生活習慣を見直すことが大切なのです。
男性不妊の主な原因3つ
男性不妊の主な原因を紹介していきます。
(1)造精機能障害
精子をつくる機能の問題によって、精子量の減少や質の低下が起こる状態です。
(2)精路通過障害
精子の通り道である精路が閉鎖され、精子が出てこられない状態です。
(3)性機能障害
勃起障害などによって、女性との性行為ができない状態です。
上記のような症状が現れている場合、基本的には治療を行うしか改善の方法はありません。
まず病気による男性不妊の原因を取り除いたうえで、生活習慣を見直すことが大切です。
精子を元気に保つ生活習慣の改善ポイント6つ
ここからは男性不妊の対策にも役立つ、精子を元気に保つ生活習慣の改善ポイントを紹介していきます。
適度に運動する
メタボになると、男性不妊の原因になりやすいと言われています。そのため適度な運動習慣でメタボを防ぐことが大切です。太ってから激しい運動をして痩せようと思っても、なかなかスムーズに痩せられません。
またハードな運動で身体を鍛える必要はないので、気持ちよく汗をかく程度に適度な運動習慣を身につけましょう。
栄養バランスのいい食事を摂る
毎日の食事は、精子を作るうえで必要な亜鉛(ブロッコリー、レバー、牡蠣など)、細胞の酸化を抑えるビタミンC(じゃがいも、レモン、緑黄色野菜など)やビタミンE(えだまめ、かぼちゃ、アーモンドなど)を積極的に摂りましょう。
忙しい人は、不足している栄養をサプリメントで補うことを検討してみてください。
良質な睡眠をとる
ホルモンバランスや代謝の促進に向けて、十分かつ良質な睡眠を意識的にとりましょう。
単に早寝早起きを習慣づけるだけではなく、快適な睡眠環境を整えることが大切です。
寝室を過ごしやすい温度にする、寝る前にスマホやテレビを見ない、食事は寝る3時間前までに終える、入浴は就寝の2時間前までに済ませておくといいでしょう。
飲酒や喫煙を控える
過度な飲酒や喫煙は、精子の量や質に悪影響を及ぼす可能性があります。できるだけ控えることが大切です。しかし、急にやめると逆にストレスを感じ、それはそれで健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、毎日の習慣ですぐには止められないという人は、少しずつ量を減らしていくことから改善をはかりましょう。
禁欲のやりすぎは間違い
禁欲をすると、精子の質が高まり量も増えると言われています。しかし、4日以上禁欲すると、逆にDNAの損傷率が高まり、精子の運動率も低下するとの報告もあります。
目安として、禁欲期間は2日~4日の間に留めるようにしましょう。
だいたい排卵日の2日前から排卵日にかけての性交がもっとも妊娠しやすいと言われているので、排卵日の4日~6日前からの禁欲をおすすめします。
精巣に負担をかけない
男性の精巣に負担をかけることで、精子の量や質に悪影響を及ぼす可能性が高まります。例えば、自転車やバイクのサドルによる圧迫、膝の上にノートPCを置いて長時間作業をしたときの熱感などが問題として挙げられるでしょう。
また、日常的に精巣を圧迫しないためにも、普段のパンツはブリーフタイプではなく、トランクスなど股間に余裕が生まれる下着類をおすすめします。
将来子供を授かれるように
今回は、女性が「この人の子供が欲しい!」と思う男性の特徴と、男性不妊について紹介しました。女性にとって出産は、人生でかけがえのないイベントです。
幸せな出産を迎えらえるように、男性の皆さんも生活習慣の改善を意識しましょう。