仲のいい男友達と、自分の彼女を紹介し合える関係ってステキですよね。
しかし、関係性やタイミングによってはふたりを会わせたことでトラブルの原因になるケースも少なくありません。
今回は、自分の友達に彼女を紹介するメリット＆デメリット、また引き合わせるときの注意点もあわせて解説します。
自分の友達に彼女を紹介するメリット4つ
まずは、彼女を自分の友達に紹介するメリットから見ていきましょう。
（1）彼女と別れにくくなる
自分の友達に彼女を紹介することで、カップルとして別れにくい空気感を作れます。
婚姻届を出すときの“見届人”ではありませんが、長く付き合いたい場合は、どこかのタイミングで彼女を自分の友達に紹介しておくことで、より強い責任感が持てるようになるでしょう。
（2）デートの幅が広がる
自分の友達に彼女を紹介し、ある程度仲良くなったら、今度はあなたと彼女、その友達も交えた複数人で遊びに行くというデートプランが組めます。
友達との関係性次第ではダブルデートなども楽しめるようになるため、閉じた2者間だけの恋愛では味わえない、刺激的なデートを計画できるでしょう。
（3）一生涯の友達関係になれる
自分の友達に彼女を紹介することで、その友達と一生涯の友情関係が築けるかもしれません。
例えば、結婚式では貴重な交際中のエピソードを語れるスピーチをお願いできますし、結婚式終わりの二次会も幹事も任せやすくなります。
また、将来ふたりに子供が生まれた場合も、彼女との馴れ初めを知る友達はかなり貴重な存在になるでしょう。
（4）彼女に本気をアピールできる
彼女に自分の友達を紹介すれば、相手に本気の姿勢をアピールできるでしょう。いずれ別れる可能性がある相手なら、わざわざ大切な友達を紹介するようなことはしません。
大切な友達に彼女を紹介することで、さりげなく真剣交際をアピールでき、なおかつ彼女の心に「この人なら大丈夫」という安心感を植えつけられます。
自分の友達に彼女を紹介するデメリット3つ
このように友達への恋人紹介は、一見いいこと尽くしのように思えますが、当然それなりにリスクもあります。
ここからは、自分の友達に彼女を紹介するデメリットについて見ていきましょう。
（1）彼女に嫉妬される可能性がある
友達を紹介したことがきっかけで、彼女に嫉妬される可能性があります。
例えば、いつもふたりで話すとき以上にその友達と盛り上がって会話をすると、彼女的には面白くなく場合によっては機嫌を損ねてしまうでしょう。
普段のテンションとギャップがありすぎると、変に誤解される恐れがありますので注意してください。
（2）彼女に悪いイメージを持たれる
彼女を友達に会わせたことで悪いイメージを抱いてしまい、今後の付き合いに不都合が生じる可能性もあるでしょう。
例えば、男友達の馴れなれしい態度に彼女が不快感をいだく恐れは十分に考えられます。
場合によっては「今日、前に紹介した○○と会う」と告げただけで嫌な顔をされるかもしれません。
（3）彼女を奪われるリスクがある
彼女を友達に紹介する一番のデメリットは、自分の知らないところでコッソリふたりがデキてしまうことでしょう。
例えば、彼女と友達を引き合わせるために3人でお酒を飲んだことをきっかけに、ふたりが急接近し、その後あなたが彼女にフラれた挙句、その男友達と彼女が付き合いだすという略奪される展開も十分にあり得ます。
彼女を自分の友達に紹介するときの注意点5つ
最後は、自分の友達に彼女を紹介するときの注意点について見ていきましょう。
（1）あらかじめ相手の情報を伝えておく
これは彼女側にも友達側にも言えることですが、あらかじめ相手の情報を伝えておくようにしましょう。事細かに説明する必要はありませんが、最低限「どんな人なのか？」が分かるようにしておくと、初対面の挨拶がスムーズです。
（2）事前に軽く打ち合わせをしておく
相手の情報を伝えておくことに加えて、友達と会う前に彼女と事前打ち合わせをしておくとよりスムーズでしょう。「当日はどんな振る舞いをしてほしいのか？」「出会ってから別れるまでのタイムスケジュールはどういう予定をしているのか？」など、方向性の認識合わせをしておくと間違いも少なくてすみます。
（3）紹介する目的をきちんと共有しておく
そもそも彼女を友達に紹介する目的を明確にしておくことも大切です。そのうえで「どうして友達を紹介したいのか？」を事前に彼女へ説明しておくことで、納得感から積極的な協力が期待できるでしょう。
（4）彼女をひとりにしない
彼女を友達に紹介するときの難しさは、自分の立ち位置がハッキリしないこと。はじめは彼女側に立って友達と接していたと思いきや、友達との会話が盛り上がりすぎて、つい彼女を放置状態にしてしまうことは初対面時によく起こりうるミスです。そんなことがないように、当日は彼女と友達のつなぎ役として上手に立ち回れるようにしましょう。
（5）紹介して問題ないかを慎重に見極める
彼女を友達に紹介するときは、事前に「ふたりを引き合わせて問題ないか？」を十分に検討しましょう。
例えば、男友達がひどく人見知りな場合は、当日まったく盛り上がらない可能性もあるでしょうし、逆に彼女が嫉妬深い性格の場合は、終わってからグチグチ文句や悪口を言われるかもしれません。
互いの性格や人柄を知るのは、あなた一人なのですから責任もって見極めましょう。
友達に彼女を紹介するかどうかは慎重に考えましょう
本当に心の底から信頼できる彼女と、長年に渡って深い絆で結ばれてきた友達。
この双方に恵まれているという自信のある男性であれば、ふたりの引き合わせがきっとあなたの幸せを後押ししてくれることでしょう。
しかし、その自信がないという人の場合は、今しばらく彼女と友達を引き合わせるのは待った方が賢明かもしれません。