女性へのクリスマスプレゼントは、好みのモノかどうかも大事ですが、相手が気を遣いすぎない価格帯に収まっているかも大切です。
今回は、女性に渡すクリスマスプレゼントの金額感を、それぞれ関係性別に理由もそえて紹介していきます。
女性に贈るクリスマスプレゼントの金額はいくらが正解？
クリスマスプレゼントは、渡す相手との関係性によって値段の目安が異なります。
ここでは、相手女性との関係性別にそれぞれの人に最適なクリスマスプレゼントの金額感を紹介します。
女友達に贈る場合
女友達へのクリスマスプレゼントは、1,000円〜3,000円程度が無難でしょう。あまり高価なものを贈ると、好意を誤解させてしまったり、相手に気を遣わせてしまう可能性があります。
ハンドクリームやお菓子、小物など、気軽に受け取れる消耗品を選ぶと安心です。「ちょっとした感謝」の気持ちが伝わることを重視しましょう。
同僚女性に贈る場合
職場の同僚女性にクリスマスプレゼントを贈る場合は、1,000円前後を目安にするのが適切でしょう。仕事関係では高額な贈り物ほど相手の負担になりやすく、周囲の目も気になるものです。
特に複数人に配る場合は金額を揃え、個人差を出さない配慮が大切でしょう。
好意がある相手でも、5,000円以内に抑えるのが無難です。
好きな女性に贈る場合
片思い中の女性にクリスマスプレゼントを渡す場合は、距離感にもよりますが3,000円～10,000円程度が適切です。
ただし、告白を兼ねる場合は、予算を無視してやや特別感のある品を選ぶのもいいでしょう。
一方で、関係が浅い段階で高価すぎるプレゼントを贈ると、重く受け取られる可能性もあるので気をつけてください。
彼女に贈る場合
交際中の彼女には、1万円〜3万円程度のクリスマスプレゼントが一般的な相場といえます。社会人同士であれば、この価格帯でも十分に満足できるモノが選べるはずです。大切なのは金額よりも「自分のために考えてくれた」と感じてもらえるかどうか。
記念日など特別感を演出したい場合は、少し奮発してもいいかもしれません。
妻に贈る場合
妻へのクリスマスプレゼントは、3,000円以上を一つの目安に考えましょう。ただし、家計に厳しい奥さんの場合、高額すぎる贈り物に対して「そんな余裕ないよ」と逆効果になることも。
奥さんに対しては、単に予算で選ぶよりも、手紙や体験型のプレゼントなど日頃の感謝や労いの気持ちを伝えることが大切です。
女性に聞いた、クリスマスプレゼントでもらって嬉しかったモノ
ここからは、複数人の女性にインタビューで聞いた「これまで彼氏をはじめ男性にもらって嬉しかったクリスマスプレゼントの中身」を紹介します。
ぜひプレゼント選びの参考にしてみてください。
いつも使うもの
「傘や定期券入れ、アクセサリーかな。日常的かつ長い間使えるから」（26歳／図書館／事務／未婚）
「メガネ。いつも肌身離さずつけるものなので」（27歳／不動産／事務／既婚）
「ネックレス。初めて付き合った彼氏にもらって思い出深いものだから」（21歳／飲食／接客／未婚）
普段使いするモノは、実用的でクリスマスプレゼントに最適です。
特にアクセサリーやネックレスなど肌身離さず身につけるモノは、大好きな彼のぬくもりをダイレクトに感じられて嬉しさもひとしお。
クリスマスだからといって気負いすぎず、身のまわりの日常品から探してみるといいかもしれません。
普段自分では買わないモノ
「ブランドものの時計。ウン十万もする時計って自分ではまず買わないですからね」（25歳／飲食／接客／既婚）
「好きなブランドのバッグをプレゼントしてもらったこと。その彼には以前から欲しいと言っていたものだったので、貰えて嬉しかった」（25歳／広告／営業／未婚）
時計やバッグなど、普段自分では手が出せないようなハイブランド商品をクリスマスプレゼントにもらったら、たいていの女性は大喜びするでしょう。
しかも彼女が以前から狙っていたモノだった場合は、より一層大事に使おうと思うはずです。値段は高めですが、彼女の喜ぶ姿を見られるのであればプレゼントする価値は十分にあるでしょう。
一緒に買い物に行って選ぶ
「買い物に付き合ってくれたこと。その場で好きなものを買ってくれて嬉しかった」（26歳／IT／企画／未婚）
「クリスマスプレゼント何しようかな？」と悩む男性は、いっそのこと一緒に買いに行ってはいかがでしょうか。
その場で欲しいモノを選んでもらえば間違いも少なく、今リアルタイムで欲しいモノをピンポイントであげられます。
サプライズ感こそ薄れますが、実は内心喜ぶ女性は多いでしょう。
現金を渡して好きなものを買ってもらう
「現金。社会人の彼とクリスマスの予定が合わなくて、クリスマス前にポンって現金を渡されたんだけど、実は結構嬉しかったり…」（23歳／不動産／事務／未婚）
クリスマスプレゼントに現金を渡すのもアリかもしれません。
もらったお金を自分が好きなように使えるので、へたにモノをあげるよりも内心喜ぶ女性は意外と多いでしょう。ただし、人によっては「クリスマスにお金！？」と冷めた印象を与えるので、現金を渡す相手は慎重に見極めましょう。
ギフトカタログで欲しいものを選んでもらう
「カタログのギフトかな。自分で好きなの選べるから」（25歳／保険／営業／既婚）
現金をややオブラートに包むなら、カタログギフトもアリでしょう。
いらないものをプレゼントされるくらいなら、自分で好きなものを選びたいという女性には刺さるはずです。
ただし、結婚式でもらった引出物の使い回しなど、手抜き感を与えてはいけません。手紙や花束を添えるなど、ひと工夫あるとなお良いですね。
二人の時間を楽しめるもの
「温泉旅行。混む時期なのは知っていたし、それでも予約を取ってくれたのが嬉しかった」（28歳／メーカー／営業／既婚）
「元カレが手料理を振る舞ってくれた。一人で食材を仕込んでくれて、クリスマス当日に一緒に食べた」（29歳／建築／事務／既婚）
温泉旅行や手料理を一緒に楽しむなど、二人の時間を共有できるプレゼントも女性にとって嬉しいものです。
特に忙しい日々を過ごしている人にとっては、物のプレゼントよりも心温まる思い出深いプレゼントになるでしょう。
クリスマスプレゼントの金額は、関係性に合わせて選ぶ
クリスマスプレゼントの金額に正解はありませんが、相手との関係性に合った予算を意識することが大切です。高価すぎても気を遣わせ、安すぎても気持ちが伝わりにくい場合があります。相手の立場や距離感を考えながら無理のない金額を選び、思いやりや感謝の気持ちが自然に伝わる贈り方を心がけましょう。
