付き合う前の初デートは、お互いの相性や二回目のデートにつながるかを見極める大切なフェーズです。
今回は、一回目のデートで男性が押さえておきたい服装作りのポイントからデートの場所選び、女性に好印象な会話や振る舞い方など、初デートで失敗しないためのコツを徹底紹介していきます。
あわせて読みたい
初デートを迎える女性心理とは?
ここではまず、男性と初デートを迎える女性心理について紹介します。
女子はデート前、基本こんなことを考えているんです。
相手のことを深く知りたい
付き合う前の微妙な関係だからこそ、初デートでは相手の本質を知ろうとする女性心理が働きます。
会話の内容や振る舞い方はもちろん、デート前の連絡を交わす段階からあなたの人間性に注目しているでしょう。
また、人によっては価値観や居心地のよさなど、一歩踏み込んだ深い部分を見ている場合もあります。
自分をよく見せたい
相手の女性がすでにあなたに好意を抱いている場合は、初デートをきっかけにもっと好かれたいと思っている可能性も考えられます。
例えば、服装やメイクに特別気合が入っている、デート中に過度な気遣いや緊張の素振りが見られる場合は、あなたによく思われたいという心の表れかもしれません。
不安と緊張が交互に襲う
初対面や数回目のデートでは、不安と緊張がつきものです。
沈黙が続かないかどうか、話が弾むかどうかを心配しつつも「どんな時間になるだろう?」とワクワクしたり、不安と緊張が交互に襲ってくる不思議な心理状態になっているかもしれません。
その揺れ動く感情こそが、初デートならではの新鮮さといえます。
お互いの相性が気になる
初デートを前に、相手の男性との相性を気にかけている女性もいるでしょう。
特に女性は、会話のテンポやノリが自分と合っているかをとても重視します。
自然に笑い合えているか、無言の時間も居心地よく感じられるかなどの相性に注目しているかもしれません。
どうかけ引きするか迷っている
初デートを前に、自分の好意をどこまで見せるべきか迷っている女性もいるでしょう。
特に交際前の微妙な段階では「好きを悟られすぎると損かも…」など、距離感に対するかけ引きの心理が働きやすいタイミングです。
例えば、相手の気持ちを探るような目線や控えめな言動が見受けられるかもしれません。
チェック項目をまとめている
デート当日に、見るべきチェック項目をまとめている女性もいます。
見た目の清潔感や服装センス、会話の丁寧さなど基本項目に加えて、歩き方や店員さんへの態度、お店選びに金銭感覚など細かな部分もさりげなくチェックされているかもしれません。
交際後をイメージしている
まだ交際前の初デートにも関わらず「この人と付き合ったらどうなるんだろう?」と、未来をイメージしている女性もいます。
デート中の会話や振る舞い方から、楽しそうか、安心できそうか、自分を大切にしてくれそうかなど、付き合った後の接し方を無意識にシミュレーションしているのかもしれません。
万が一の逃げ道を用意
万が一つまらなかった場合に備えて、早めに帰る理由や適度に距離を取る方法についてアレコレ考えている場合もあります。
もちろん協力して楽しむ気持ちはあるものの、あまりに合わないと感じた際のいわば保険のようなものです。
初デートで女子ウケのいい服装選びとは?
女性との初デートで失敗しないためには、パッと見の第一印象が大事。
ここではまず、女子ウケのいい服装選びのポイントを解説していきます。
清潔感
初デートでは、清潔感のある服装を意識しましょう。パッと見の清潔感は、第一印象を左右する重要な要素なので、細部まで気を配ってください。
まずは、服や小物にシワや汚れがないか事前に確認しましょう。また、おしゃれ目的のダメージジーンズやヨレヨレのシャツ、汚れた靴は女性との初デートに向きません。
サイズ感
女性との初デートでは、身にまとう服のサイズ感にも気を配りましょう。
体型に合わないダボダボした服や、体型が浮き出るほどのピチピチした服は相手に違和感やだらしない印象を与えてしまいます。適度にフィットしたシルエットの洋服を選ぶことで、まじめで誠実なイメージを持たれるでしょう。
中と外でコーデを分ける
初デートでは、行く場所のTPOに合ったファッションコーデを意識しましょう。
例えば屋内デートの場合、できるだけ柄のない無地をベースにした落ちついた服のコーディネートがおすすめです。
逆に屋外デートでは、チェック柄や花柄、スポーティ柄など、アクティブな印象を与えられる服装がおすすめです。
きれいな靴を履く
初デートで失敗したくないなら、足元の靴にも気を配りましょう。
どんなにオシャレな服を着ていても、靴が汚れていたら全て台無しです。
スニーカーなら丸洗い、レザーシューズなら定期的に手入れをしておくといいでしょう。汚れが蓄積すると落ちにくくなるため、月に一度は手入れの習慣を身につけるといいかもしれません。
手ぶらはダメ
女性との初デートに手ぶらはNGです。ポケットに財布やカギ、携帯電話などを詰め込みすぎると、だらしない印象を与えます。
スマートに見せたいなら、荷物にならない程度の小バッグを持ち歩きましょう。フォーマルな場にはレザーバッグ、カジュアルデートにはナイロンやキャンバス生地のバッグがおすすめです。
トップスを明るい色にする
初デートで女子ウケを狙うなら、トップスをパンツよりも明るい色にすると、全体のバランスが整いやすくなります。また、パンツを暗めにすると下半身が引き締まって見えるため、スタイルアップの効果も期待できるでしょう。
さらに、明るい色は自然と目を引くため、相手に爽やかな印象を与えられます。
季節のカラーを取り入れる
服に季節感を取り入れることで、初デートの相手女性に好印象を与えられます。
例えば、春はパステルカラー、夏は爽やかな明るい色、秋はアースカラー、冬は落ち着いたモノトーンや深みのある色合いを取り入れると良いでしょう。季節に合った素材やカラーを選ぶことで、センスの良さもアピールできます。
格上げアイテムを1つ取り入れる
全身を高級ブランドで固めると威圧感になりますが、ワンポイントで取り入れると上品なイメージに仕上がります。
例えば、高級時計やレザーシューズ、シンプルなブランドバッグなどがワンポイントとして丁度いいでしょう。さりげなく質の良いアイテムを取り入れることで、洗練された大人の雰囲気を演出できます。
初デートでNGな待ち合わせ場所とは?
女性との初デートを成功させたいなら、待ち合わせ場所にもこだわりましょう。
ここでは、一回目のデートにふさわしくない待ち合わせNGのスポットを紹介していきます。
現地集合
まだ付き合っていない、または交際して日が浅い段階で「○時にお店集合で!」と現地の待ち合わせにすると、事務的な印象を与えます。
確かに効率的かもしれませんが、デートの雰囲気を大事にしたい女性にとっては寂しい気持ちになるでしょう。
初デートやまだ距離がある段階では、一緒に目的地へ向かうようにしてください。
駅から離れている
待ち合わせ場所が駅から遠く、道が分かりにくいと地図を読むのが苦手な女性にとってはストレスになります。また、方向音痴の人にとっては、知らない道を一人で歩くこと自体が負担になりかねません。特に目的地が駅から離れている場合は、駅で一旦合流し一緒に向かうのがいいでしょう。
ラブホ街や家近辺
まだ関係が浅い段階で、ラブホ街や自宅近くを待ち合わせ場所にすると警戒されるでしょう。女性によっては「もしかして下心があるのでは?」と勘繰られてしまい、デート自体が台無しになることも…。
もし親密な関係になっていないなら、待ち合わせ場所は落ち着いたカフェや駅周辺など、安心感のある場所を選ぶのが無難です。
季節や天候を考慮しない
夏の炎天下や冬の極寒の中、待ち合わせ場所を屋外にすると相手に体力面で大きな負担をかけてしまいます。
特に、暑い日は汗や日焼け、メイク崩れなどを気にする女性も多いため、できるだけ涼しい場所を選びましょう。
例えば、ホテルのラウンジや百貨店の休憩スペースなど、座れる場所があるといいですね。
初デートで連れて行かない方がいい場所とは?
最初のデートはどこに連れて行こうか迷いますよね。
ここでは、女性との初デートにふさわしくない場所やスポットを紹介していきます。
人が多くて騒々しい場所
音楽フェスやライブハウス、クラブなどの騒がしい場所は、初デートにふさわしくありません。
たとえ共通の趣味が音楽であっても、騒々しい場所は会話が聞き取りづらく、相手の情報を取りこぼしてしまうからです。
どうしてもライブを一緒に楽しみたいなら、もう少し関係が深まってから行くようにしましょう。
自分の趣味が色濃い場所
スポーツ観戦や競馬場など、自分の趣味が色濃くでる場所も初デートにふさわしくありません。
彼女がその趣味に興味があれば別ですが、そうでなければただ退屈させてしまうだけです。
特にギャンブル系のデートスポットは、相手によっては致命的なマイナスになる可能性もあるので慎重に選ぶようにしてください。
往復が面倒くさい場所
アクセスが悪く、移動に時間がかかる場所も初デートには適しません。
遠出のデートは特別感こそありますが、初回から長時間の移動があると彼女にストレスを与えてしまいます。
電車の乗り継ぎやバス移動が多いと、行く前から憂鬱な気持ちになり、場合によっては直前でキャンセルされることも…。
沈黙が生まれやすい場所
遊園地やボートに乗ると別れる、というジンクスを聞いたことがあるかもしれません。実はこれ、沈黙が生まれやすい環境だからこそ起こる現象なのです。
アトラクションの待ち時間やボートを漕いでいる最中、会話が続かないと気まずい雰囲気になりますよね。このような場所も、初デートでは避けた方がいいでしょう。
スッピンをさらす場所
プールや温泉、海水浴など、メイクが崩れやすい場所も初デートには不向きです。
女性にとって、スッピンを見られるのはかなりハードルの高いこと。初デートでいきなりそういった場所を選ぶと、気まずい思いをさせてしまいます。
仲が深まった後なら問題ありませんが、最初のデートでは避けた方が無難でしょう。
あわせて読みたい
初デートで女性から好印象を持たれる会話のコツ
続いてここでは、初デートで女性から好印象を持たれる会話のコツについて紹介します。
堂々と話す
はじめてのデートは、相手の女性も同じかそれ以上に緊張しているものです。そんな緊張を避けられない初デートは、あえて堂々と振る舞うことで自信たっぷりな印象を与えられます。
例えば、話す際に目を見て話す、はっきりとした声で話すなど、態度や声のトーンに意識を集中しましょう。
誠実に向き合う
初デートは、お互い相手のことを深く知らない関係だからこそ、誠実に向き合う姿勢が大切です。
例えば、相手の女性が「最近、肩こりがひどくて…」と、さりげなく悩み相談してきた場合、スルーせずにすぐネットで調べたり、「知り合いに整体師がいるから今度聞いて共有するよ」と回答すれば、より真剣さをアピールできます。
共感する
人間心理として、誰かに自分の考えを共感してもらえると、その人に対して特別な感情を抱くものです。
例えば、女性との会話で「好きな芸能人は誰?」というあなたからの質問に対して、彼女が何と答えようと「あっ、分かる!」や「俺も好き!」と共感することで、自然とあなたに好感を抱きやすくなります。
内面を褒める
まだ関係性の浅い初デートでは、女性の見た目ではなく内面に目を向けましょう。
例えば、「いつも目を見ながら会話しててスゴイね」「食事中スマホをいじらないなんて、今どきなかなかできないよ」など、目のつく範囲で構いませんので、話し方や気遣いに注目して褒めると効果的です。
具体的に褒める
初デートで女性に自分を強く印象づけたいなら、「かわいいね」や「似合っているね」といった一般的な褒め言葉ではなく、相手の服装や小物、髪型など、具体的な部分に焦点をあてて褒めるのがポイントです。
例えば、「そのバッグ、色合いが素敵ですね」と言うことで、相手は自分のセンスを認められたと感じるでしょう。
失敗談を話す
カッコいい自分を見せるために、完璧を求めたり失敗を隠そうとしたりする男性もいますが、あえて失敗談を共有することで、相手の女性に親近感を与えることができます。
例えば、「この前、寝坊して大事な会議に遅刻しちゃって…」と話すことで、相手も自分の失敗を話しやすくなり、会話が弾むでしょう。
過去の会話を覚えておく
初対面のときの出来事や、以前の会話をしっかり覚えている人は好印象に映ります。
例えば、相手の女性が以前の会話中にさりげなく話した、好きな食べ物や苦手な食べ物を記憶しておき、デート中に「この前〇〇が好きって言ってたから、今日のランチはそこ行こう」と提案すれば、一気にあなたを特別視するかもしれません。
相手が話しやすいネタを振る
初デートの会話は、どうしても自分事のネタになりがちですが、できるだけ相手が話しやすい分野に合わせましょう。ちょっとした気遣いですが、場も盛り上がって地味にアピール効果になります。
例えば「そういえば写真が趣味だったよね?最近のお気に入りの一枚はある?」と質問すれば、女性も自信を持って話せるでしょう。
初デートで女性に嫌われる言動とは?
初デートで失敗しないためには、女性に嫌われるような言動を徹底して排除することです。
ここでは、初デートで女子の反感を買いやすい言動を紹介していきます。
当日いきなり誘う
特にまだ親しくない、かつ二人きりでデートをしたことのない女性を、当日いきなりLINEで「今日の夜ヒマ? よかったら軽く飲みにいかない?」などと雑に誘うのはNGです。
男性的にノリと勢いで誘っているつもりでも、相手の女性からは「こっちの都合とか考えられない人なの?」と不快感を抱かれるでしょう。
お店の予約をしていない
デート当日になって「どこ行こうか?」と焦って考えるようではいけません。
土日はどこも混雑するうえ、特に人気店は満席のことも多く、右往左往する羽目になれば女性も疲れてしまいます。初デートでは、事前に彼女の好みをリサーチし、スムーズに入れるお店を予約しておきましょう。
「歩く」「食べる」のペースが早い
女性はデートでオシャレのために、ヒールを履いたり着飾ったりします。そんな中、男性がスタスタと速足で歩くとついて行くのが大変で疲れてしまいます。食事も同様に、一人だけ先に食べ終えてしまうと、相手は急かされているような気持ちに…。
女性とのデートでは、相手のペースに合わせる配慮を意識しましょう。
自慢話ばかり
初デートで自分をよく見せようと、自慢話ばかりしてしまうのは逆効果です。「俺の年収は~」「愛車は~」と話しても、多くの女性は興味を持たず、むしろ退屈に感じるでしょう。真のコミュニケーションは、二人でキャッチボールすることです。相手の話にも耳を傾け、お互いに楽しく会話ができるよう意識しましょう。
結婚を匂わす
初デートでいきなり「結婚式したい派?」「結婚しても仕事続けるの?」「子供は何人欲しい?」などと結婚を匂わせる発言も控えた方がいいでしょう。
関係が浅いうちから将来を意識させるような発言をすると、相手にプレッシャーを与えるからです。まずはお互いの性格や趣味など内面を知ることを意識しましょう。
ベタベタ触る
初デートで過度なスキンシップは避けましょう。
「髪サラサラだね」と髪を触ったり、肩や腰に手を回したりすると、相手によっては「馴れ馴れしい」「軽い人なのかな」と不快に感じるかもしれません。
まずは会話や行動で信頼を築き、自然に距離を縮められるようにしましょう。
初デートで女子に好印象な振る舞いとは?
初デートを成功させるには、女性に好印象を与えることです。
ここからは、初デートで女子ウケのいい振る舞い方を紹介していきます。
おおまかなデートプランを決めておく
初デートでは、当日行き当たりばったりにならないよう、ある程度の行動計画を立てておくといいでしょう。
ただし、予定を詰め込みすぎると相手の気持ちを置き去りにしてしまうことも。事前に食事の場所やおおまかな流れを決めつつ、「行きたいところがあれば教えてね」と相手の意見も取り入れられる余裕を持ちましょう。
積極的に会話をリードする
初デートでは、会話が途切れると気まずい空気になりがちです。デート当日は、男性から話題を振ったり、ちょっと大げさにリアクションしたりすると、女性の緊張もほぐれて自然な会話が生まれやすくなるでしょう。
中でも家族やペットなど、温かみのある話題は女性に好まれやすいトークテーマです。
お手洗いの気遣いをする
女性にとって、トイレのタイミングはなかなか言い出しにくいもの。「そろそろお手洗い行っておこうか?」とさりげなく気を配れると、細やかな気遣いができる男性として好印象を持たれるでしょう。
また、女性にとってお手洗いは身だしなみを整える時間でもあります。急かしたりせず、余裕を持って待つ姿勢を見せましょう。
デート終わりにLINEを送る
デート終わりは、男性から「今日はありがとう!楽しかったよ」とLINEでお礼を伝えましょう。
メッセージを送るときは、社交辞令にならないよう「○○の話、面白かったよ!」などと、デート中の具体的なエピソードを入れると、より誠実な印象を与えられます。
手応えがあれば、その流れで二回目のデートに誘ってもいいでしょう。
あわせて読みたい
初デートを成功させよう
一回目の初デートは、二回目のデートにつながるかどうかが決まる重要なフェーズです。
女性との初デートで失敗したくない男性は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。