彼女に結婚を迫られて、対応に困ったことのある男性もいるでしょう。
男と女では、結婚に対する考え方が少し違うのです。
今回は、結婚への意識が強い女性の特徴や結婚に焦る女性の傾向をふまえて、彼女に結婚を迫られたときの具体的な対処法を紹介していきます。
女性が結婚への意識を強めるタイミングは?
女性は、いつ、どんなときに結婚したいと思うのでしょうか?
ここではまず、女性が結婚への意識を強めるシチュエーションやタイミングについて紹介していきます。
結婚ブームが訪れたとき
だいたい20代中盤ごろに訪れる結婚ブーム。
昔の同級生や職場の同僚など、不思議と周りが次々に結婚していくのが結婚ブームと呼ばれるものです。
そんな結婚ブームが訪れると、友人の結婚式に出席したり、知人から結婚や出産の報告を受けたり、小さい子供と接したりする機会が増えるため、自然と結婚を意識し始めます。
子どもと接する機会が増えたとき
甥っ子や姪っ子と遊んだり、友人の出産をきっかけに「自分も子どもが欲しい」と思うようになる女性もいます。
特に女性は男性と違って出産の適齢期があるため「〇歳までに子を授かりたい」「最低でも〇人の子どもを産みたい」といった将来像が明確な人ほど、結婚したいという欲が強い傾向にあるでしょう。
幸せそうな家族を見かけたとき
公園やショッピングモールなどで仲睦まじい家族の姿を見ると、「私もあんな家庭を築きたい」と理想の家族像を思い描き、結婚を意識することがあります。
特にひとり暮らしの女性は、将来への漠然とした不安から、結婚に安心感を求めたくなることがあるようです。
仕事が嫌になったとき
仕事にやりがいを感じられなかったり、職場との相性が悪くなったりすると、「いっそ結婚して家庭に入りたい」と思うことがあります。特に専業主婦に憧れがあるタイプの女性は、仕事のストレスがピークに達したときに、結婚を現実的な逃げ道として考える傾向があるでしょう。
周囲にプレッシャーをかけられたとき
お盆や年末年始に実家へ帰省して、親や親戚から「あんた、いつ結婚するの?」と質問されたり、友人から「ねぇ、あの彼と結婚しないの?」と心配されたりすると結婚を意識し始める女性もいます。
本心ではまだ急いでいなくても、周囲から繰り返し聞かされるうちに向きになるケースもあるのです。
老後が不安になったとき
老後に対するさまざまな不安や願望から、結婚したいと思うようになる女性もいます。
例えば、テレビやネットで「孤独死」に関する情報にふれ、最後は家族に看取ってもらいたい、話し相手がほしい、孤独感が怖いなど、一生を1人で過ごすことに不安を感じ、急に結婚への熱量が高まるのです。
精神的な支えが欲しくなったとき
どれだけ自立していても、人生にはふと心細くなる瞬間があるものです。孤独感や生活への不安が高まったとき「一人ではもう限界かも」と感じて、誰かと支え合える関係を求めるようになります。
そんな思いが結婚への一歩を踏み出すきっかけになることも珍しくありません。
付き合って2年以上経過したとき
付き合い始めてから、だいたい1年半~2年くらいの時期が「そろそろ結婚もアリかも?」と思うタイミングです。
特にアラサー以上の女性は、交際期間が半年を過ぎたあたりから徐々に「このままズルズル付き合っても意味がない」と判断するようになり、結婚をより強く意識する傾向があります。
同棲して1年以上経過したとき
同棲してからすでに1年以上経過している場合も、女性が結婚を強く意識するタイミングでしょう。
例えば、同棲して数年たったカップルで未だに彼から結婚の話が出ない…となれば、彼女的にはかなり不安な気持ちになります。
遠距離になることがわかったとき
彼と遠距離になるとわかった瞬間も、女性が結婚を強く意識するタイミングでしょう。
例えば、遠距離のキッカケとして、交際中の彼氏が仕事の都合で転勤するとわかれば「これから私たちどうなるの?」や「今まで付き合ってきた時間が無駄になっちゃう…」と不安になり、結婚したい気持ちが強くなる女性は多いものです。
結婚願望が強い女性の特徴とは?
彼氏に結婚を迫る女性の中には、もともと結婚願望が特別に強い人も。
ここでは、結婚願望が強い女性に見られる特徴を紹介していきます。
友達が少ない
交友関係が狭い女性ほど、恋人に対する依存度が高まりやすい傾向にあります。
例えば休日を一人で過ごすことが多く、彼氏が唯一の心の拠り所になっている場合、「ずっとそばにいてほしい」と強く願うようになるでしょう。
その気持ちがやがて結婚への欲求に変わり、焦りを感じることにつながるのです。
趣味がない
無趣味な女性は、毎日を楽しむ手段が限られているため、恋愛や結婚に生活の充実を求めやすい特徴があります。
誰かと一緒に過ごす時間がそのまま生きがいになってしまうことも多く、相手に対する理想や条件も高まりがちです。「家庭を持つこと」が唯一の人生目標になりやすいとも言えるでしょう。
精神的に弱い
繊細で落ち込みやすいタイプの女性は、心の安定を恋人に委ねる傾向が見られます。感情の起伏が激しい分だけ「そばにいてほしい」「支えてほしい」という想いが強くなり、その結果「ずっと一緒にいられる関係=結婚」を望むようになるのです。依存心が強まるほど、結婚への焦りも大きくなりやすいといえます。
仕事が嫌い
やりがいや目標が見つからず、毎日の仕事が苦痛に感じている女性の中には、早く結婚して仕事を辞めたいと考える人もいます。「この生活から抜け出したい」「家庭に入って落ち着きたい」といった願望が強まると、結婚が人生の転機として映るのかもしれません。
将来に不安を抱えている女性に多い傾向があります。
子ども好き
結婚願望が強い女性は、もともと子どもが好きで「結婚=子を持つ」という認識が強い傾向にあります。
子どもと接し慣れている、または知り合いの子や甥っ子・姪っ子の写真をよく見せてくるような彼女は、子どもが大好きで結婚願望が強めといえるかもしれません。
結婚に焦る女性の特徴とは?
結婚したいという女性の中には、思いが強すぎて結婚に焦りを見せる人も…。
ここでは、結婚に焦る女性の特徴を紹介していきます
永遠を強調した言葉が増える
彼女の口から「ずっと一緒に」など永遠を強調した言葉を頻繁に聞くようになった場合、彼女は結婚に焦っている可能性があります。
ある程度歳を重ねた大人の女性が軽々しく使う言葉ではなく、交際相手に将来を意識してほしいという心理状態が見え隠れしています。
結婚したときの例え話をしてくる
例えば、「結婚したら子供は最低2人ほしいな」や「マイホームは庭付きで、子供たちと一緒に遊びたいな」「結婚したら毎日おいしいご飯作るね」など、交際中の彼女が結婚した後のことを頻繁に話してくる場合も、結婚に焦っている可能性が高いでしょう。
これは相手に察してほしいという結婚アピールの一種です。
自分の親に何度も会わせようとする
単なる顔見せ程度の紹介でなく、彼女が繰り返し自分の親に会わせようとする場合も、結婚に焦っている可能性があります。
頻繁に自分の親に会わせることで、結婚を既定路線にしようとしているのかもしれません。
お金に対するチェックが厳しくなる
以前に比べて、彼女があなたの金銭感覚や趣味への支出を厳しくチェックするようになった場合も、結婚への意識を強めている可能性があります。
「あなたが趣味にいくら注ぎ込んでいるか?」「結婚したら控えることができそうか?」など厳しい目で見てくるでしょう。
具体的な人生プランを語ってくる
例えば、彼女が「○歳までに結婚してすぐ郊外に自宅を買って、○歳までには子どもがほしいかな!」などと、妙に現実的なプランをあなたに話してくる場合は、結婚に焦っている可能性が高いでしょう。
これは、あなたに私の人生設計に付き合ってほしいというサインでもあります。
結婚情報誌を見せてくる
部屋の中にさりげなく結婚情報誌が置いてあったり、「こんな結婚式って素敵よね~」と本の内容を紹介してきたりする場合、彼女は結婚に焦っている可能性が考えられます。
あからさまに結婚したいオーラを出すと相手にウザイと思われるため、日常空間でさりげなく結婚アピールをするのです。
友達の結婚話を共有してくる
同世代で仲良しの友達が結婚すると、急に焦りが出たり、自然と結婚を意識したりするものです。
もし彼女が「○○ちゃんが結婚したんだって!」と友達の結婚話を何度も共有してくる場合は、結婚に焦っているサインといえます。
子どもの話題が増える
彼女との会話で、子どもに関する話題が増えた場合も要注意です。
それも単純に子供は何人欲しいではなく、例えば、男の子が生まれたらサッカーを習わせて、女の子にはフリフリのスカートを履かせたいなど、より現実的に子どもの話をしてくる場合は、結婚に焦っている可能性が考えられます。
仕事がツライと言ってくる
これまで特に仕事の愚痴を吐かなかった彼女が、急に「仕事やめたい」「仕事ツライ」と口に出し始めた場合、本音は結婚して落ちつきたいという心理が隠れていることも。
それを直接あなたに伝えてくるということは、結婚に対する焦りや願望が強くなっているといえます。
なんにでも年齢を絡めて話してくる
彼女の口から「私はもうアラサーだから…」など、年齢を絡めた悲観的な話が増えた場合、本音は早く結婚して落ち着きたいという心理が隠れていることも。
なんにでも年齢を絡めて話してくるようになった場合、それは結婚を焦っているサインといえます。
彼女に結婚を迫られたときの対処法6つ
結婚に焦る彼女にはどう向き合えばいいのでしょうか?
ここからは、彼女に結婚を迫られたときの対処法について紹介していきます。
(1)自分の人生プランを伝える
彼女に結婚を迫られた際は、まず自分のライフプランを丁寧に伝えてみましょう。「何歳までにキャリアをこう築きたい」「子どもはいつ頃に何人ほしい」など、将来設計を明確に話すことで、彼女もあなたの考えに納得しやすくなります。曖昧にせず、筋道だったビジョンを語ることで信頼も得られるはずです。
(2)夢や目標を語る
自分の将来に対して情熱を持って語ることは、結婚への理解を得るうえでも有効です。「○○の仕事に挑戦したいから今は集中したい」など、結婚を先延ばしにする理由を前向きに伝えましょう。
ただし、言動が伴っていないと逆効果になりかねません。現実性があり、実行力を伴った目標であることが大切です。
(3)結婚のイメージを話し合う
感情に流されての結婚は長続きしにくいため、ふたりの結婚観を共有する機会を設けてみましょう。
家事分担や家計管理、子どもについてなど、具体的な生活設計を話し合えば、お互いの価値観のズレにも気づけるはずです。冷静に話すことで、彼女の焦りがやわらぐきっかけにもなるでしょう。
(4)結婚の時期を示す
彼女に安心してもらうためには、「○年以内に結婚を考えている」など、現実的な時期を示すことも効果的です。
あくまで目安として伝えることで、プレッシャーを避けながらも真剣さを伝えられます。具体的な時期を共有しておけば、彼女も気持ちの整理がしやすくなるはずです。
(5)「今は結婚を考えていない」と伝える
曖昧な態度を取り続けると、相手を余計に不安にさせてしまいます。今すぐの結婚を考えていないのであれば、「今は結婚を考えていない」と率直に伝えたほうが誠実でしょう。
ただし、言葉選びは丁寧に。あくまで相手への敬意を忘れず、自分のスタンスをしっかり説明することがポイントです。
(6)結婚の不安材料を共有する
どうしても踏み切れない理由があるなら、それを隠さずに共有しましょう。
例えば「親の介護が必要」「収入がまだ不安定」など、現実的な不安を打ち明けることで、彼女も理解を示してくれるはずです。
むしろ、一緒にその課題を乗り越えていける協力関係が築けてプラスに働くことの方が多いでしょう。
結婚したい彼女と真摯に向き合いましょう
結婚に対する考え方は人それぞれ。
しかし、世間一般では女性の方がより結婚を自分事として意識するのが早いと言われています。
特に20代後半以降の女性とお付き合いする男性は、いつ彼女から結婚を迫られてもいいように心の準備をしておくと良いでしょう。