もし交際中の彼女が具合悪そうにしている場合、あなたはどう接してあげますか?
今回は、体調悪そうにしている彼女の主な原因と、体調不良の女性が喜ぶ接し方や気遣いのポイントを紹介します。
体調悪そうな彼女…原因は?
彼女が体調悪そうにしている場合は、おそらく次のどれかに当てはまります。
(1)生理前、生理中
女性特有の生理が原因で体調悪い可能性が考えられます。
特に生理前や生理中は、ホルモンバランスが乱れやすく、普段の自分でいられない人も少なくありません。イライラするだけでなく、熱っぽかったり、頭痛がしたり、酷い眠気に襲われたりと、症状は人それぞれですが、毎月生理に悩まされる女性はたくさんいます。
(2)忙しくて寝不足
仕事などでバタバタと忙しく寝不足が続いているときは、本調子になれないもの。これは女性も同じで、睡眠不足の状態が続くと、ボーッとしたり気分が乗らなかったりします。
休み返上で働いていたり、徹夜仕事が多い職場で働いていたりする彼女の場合は、寝不足が原因で体調悪い可能性も考えられるでしょう。
(3)風邪や花粉症
彼女の体調がすぐれない原因は、純粋に風邪や花粉症というケースも考えられます。
ひと言に風邪と言っても、高熱が出るタイプもあればノドが痛かったり咳が止まらなかったりと、症状はさまざま。
また、花粉症も症状が重い人の場合は、集中力が散漫して一日中ボーッとしてしまうこともあります。
(4)食あたり
体調悪い原因として、他のものに比べて比較的可能性は低めですが、“食あたり”で体調を崩している可能性も考えられます。
これまで一度でも食あたりを経験したことのある人ならわかりますが、食あたりはただその場でジーッとしているだけでも本当にツラく、食べられない分イライラが積もりやすいのが特徴です。
(5)飲みすぎの二日酔い
お酒好きの彼女であれば、体調悪い原因は二日酔いの可能性が濃厚かもしれません。
お酒を飲みすぎた次の日は、胃がムカムカと気持ち悪く、頭は痛いしでお酒が抜けるまでテンションは低くなります。
また、普段お酒を飲まない女性も、人付き合いなどで仕方なくアルコールを摂取しノックダウンしている可能性も考えられます。
(6)天気・気圧の影響
繊細な女性は、天候ひとつで体調が悪くなるもの。雨や曇りなど天気がすぐれない日は、低気圧のせいで頭痛になる人もいます。
彼女がデリケートな性格で、特に天気が悪い日に具合悪そうにしているときは、気圧が原因で体調を崩している可能性が考えられるでしょう。
体調が悪いことを隠そうとする女性心理
女性のなかには、明らかに体調が悪そうでも、それを口に出さない人もいます。
彼氏としては素直に頼ったり、甘えたりしてほしいところですが、なぜ体調悪いことを隠そうとするのでしょうか?
(1)心配させたくないから
まずは純粋に、彼氏に心配させたくない気持ちがあって体調悪いことを隠している可能性が考えられます。
特に、生理が原因の体調不良は毎月定期的に起きるため、いちいち心配させたくない、もしくは悟られたくない気持ちが働きます。
ましてや、誰かに「辛い」と愚痴を吐いたところで治るものではありませんからね。
(2)心配されるのが苦手だから
プライドが高い、または素直に人を頼れない甘え下手な女性のなかには、人から過剰に心配されることが苦手で、「大丈夫?」と声をかけられた際も、つい条件反射で「ぜんぜん大丈夫!」と言ってしまう人がいます。
これは、他人に弱い自分を見せたくない、もしくは“大げさ”と思われたくないという女性心理が働いています。
(3)実感的に大したことがないから
確かに体調は良くないけど、見た目ほどそこまで大したことがないという実感から、体調悪いことを隠す人もいます。
例えば、風邪をひいて熱っぽい表情でだるそうにしていても、実際には37度程度の微熱で、そこまで人に助けを求めるレベルではないときなどが挙げられるでしょう。
(4)別に隠しているつもりはない
あなた的に彼女が体調悪いことを隠しているように見えても、本人的には隠しているつもりはないときもあります。
例えば、ちょっと体調悪いけど、仕事好きだから働きたい!という頑張り屋な女性の場合、おそらく本人的に隠しているつもりはなく、気丈に振る舞っているつもりもありません。
体調悪い彼女が喜ぶこと
彼女が体調悪そうな場合、彼氏としてはどう接すればいいのでしょうか?
ここからは、体調悪い彼女が喜ぶことを紹介していきます。
(1)彼女が望むことをする
まず一番は、彼女が望むことをしてあげることです。
例えば、「熱で動けなくて。薬切れてるから買ってきてほしい」と頼まれたときは、彼女の代役で買いに行ってあげるなど、献身的に尽くしてあげましょう。
やはり体調が悪いときの気遣いや向き合い方で、その人からの真の愛情がはかれるものです。
(2)優しい言葉をかける
体調が悪いときは、純粋に優しい言葉をかけてくれるだけでも嬉しいものです。特に、遠距離恋愛のカップルですぐに駆けつけられない場合は、治るまでこまめにLINEしてあげたり、彼女が声を出せるのなら無理のない範囲で、電話で会話に付き合ってあげたり、相手が心細くない状況を作ってあげましょう。
(3)さりげなく差し入れする
体調悪いときのさりげない差し入れも喜ばれるでしょう。
例えば、生理痛の彼女には鉄分入りのドリンクを差し入れしたり、疲れがたまって寝込んでいる彼女には甘いデザートを差し入れしたりしてもいいかもしれません。
自分のことを大事に思ってくれている人がいるだけで、心が軽くなれたりするものです。
(4)心配しつつそっとしておく
彼女に何かしてあげたくても、本人から「ホント大丈夫だから」と断られたのなら、LINEでたまに様子を伺いつつ、そっとしてあげるのもひとつの優しさです。
特に人から気を遣われることが苦手な女性は、変にアレコレされて余計に気疲れしたり、場合によっては具合が悪化したりする可能性もありますからね。
彼女に冷められるNGな対処法5パターン
続いてここからは、体調不良の彼女にやってはいけないことを紹介していきます。
次の行為は、ありがた迷惑に思われるので注意しましょう。
(1)無理やり病院に連れていく
体調悪そうな彼女をみて、無理やり病院に連れて行こうとするのはお節介。
もちろん状況次第で、たとえば嘔吐が止まらない、高熱で意識がモウロウとしているなど、看病でどうにかなるレベルでないのなら病院に連れて行くべきですが、単なる風邪で、ちょっとボーっとしているけど意識はしっかりしているのなら、ひとまずは彼女の意見を尊重すべきです。
無駄にオドオドしていたり、勝手な判断で連れまわしたりすると、間違いなく彼女からの信用を失うことになるでしょう。
(2)いきなり家に押しかける
いきなり家に来られて困る女性は多いものです。
特に、体調が悪くて寝込んでいるときは一日中お風呂に入っていないことも珍しくありませんので、ちょっと体臭のニオイが気になったり、髪の毛も基本ボサボサだったりと、人に見られたくないし極力会いたくないもの。また、女性のなかには血色の悪いすっぴん顔をさらしたくないという人もいます。
看病でも差し入れでも、前もって必ず彼女に連絡を入れ、きちんと本人の許可を得てから行くようにしましょう。
(3)口だけの心配
体調悪いときに、一番ムカつくのは口だけの心配。
LINEで「大丈夫?」と心配はしてくれるものの、それ以降は心配する言葉はない、見舞いに来てくれる気配もゼロ、寝込んでいると言っているのに「今日の野球観た?あのホームランは最高だったね!」など、俺のデキゴト通信を送ってくるなど、完全“口だけ”な心配は彼女をイラつかせます。
心配している風を装われるくらいなら「大丈夫?」なんて言葉もいりません。
(4)まだ体調悪いのにデートに誘う
まだ体調が完治していないのに、体調どう?などの確認もなく唐突に「ねぇ、週末映画行こうよ!」とデートに連れ出そうとするのは、結局こっちの体調なんてたいして心配していないんだろうな…と相手の心のうちを察して萎えます。
特に体調悪いときは、人の言動を敏感に察するため、男性的には気軽にデートに誘ったつもりでも「あーこの人、自分のことしか考えてないんだな…」と思われて冷められるのがオチでしょう。
まずは、体調を気遣う言葉で相手の回復具合を確認してからデートに誘いましょう。
(5)過剰な心配&大げさな態度
彼女の体調がすぐれないときは、過剰な心配も避けましょう。
例えば、いつもは連絡の頻度が雑だったり、人に興味がなさそうだったりするのに、体調を崩したときだけ過剰に心配してきて、イイ彼氏を演じている感じが萎えます。
また、逆の対応で本当に辛いのに“大げさ”と言わんばかりにどこか面倒臭そうな態度や、忙しんだから後にしてよと言わんばかりの態度もNGです。
体調悪い彼女が喜ぶことをしよう
いつも元気な彼女が体調悪そうにしていれば心配になりますよね。
体調不良の原因や彼女の性格次第でも、若干対応は変わりますが、基本的に彼女本人の意見を尊重しつつ、相手のペースに合わせて接してあげれば問題ないでしょう。