「結婚したら絶対に子供が欲しい！」という男性もいるでしょう。
しかし女性の中には、「結婚はしたいけど、子供は特に欲しくない」という人も一定数います。
今回は、子供はいらないという女性心理をはじめ、子供を望まない彼女の考えを変えるキッカケ作りや付き合い方のコツを紹介します。
彼女が「子供はいらない」という理由5パターン
彼女は、どうして子供が欲しくないのでしょうか？
ここでは、「子供はいらない」という女性心理を紹介します。
（1）子供が好きじゃない
女性の中には、もともと子供に対してあまり関心がない人もいます。
「公共の場でうるさい」「食べ方が汚い」など、人によって理由はさまざまですが、ストレートに嫌いとは言いにくいため「子供はいらないかな」「子供ちょっと苦手かも」と柔らかく表現しているのです。
（2）子育てする自信がない
育てる自信がないという不安な気持ちから、結婚後に子供を産むことに消極的な女性もいます。特に、出産後の育児負担が女性に偏りがちと認識している人は、その不安が強い傾向にあるでしょう。
彼女の言う「子供はいらない」は、母親になるイメージがつかない自分と、どこか頼りない彼氏に向けた不安な気持ちといえます。
（3）お金の面で不安
お金の不安から「子供はいらない」と言っている可能性もあるでしょう。実際に、経済的な理由から子供を授かることに躊躇する女性はたくさんいます。
母親になることへの憧れはありつつも、子を持った場合の生活費や教育費などを懸念し「子供に不自由はさせられない」という決断をしているのかもしれません。
（4）幼少期のトラウマが原因
過去に親から虐待を受けた経験を持つ女性の場合、「自分も同じことをしてしまうのでは…」という不安から、「子供はいらない」と言っている可能性もあります。
特に親にまともな愛情を注がれなかった人は、大人になってからも子供への接し方や愛情の注ぎ方がわからず、育児に対して漠然とした不安を抱きがちです。
（5）子供は欲しいけど出来ない
もしかしたら彼女は、本音では子供が欲しいと思いつつも、病気や体質的に妊娠が難しいゆえに「子供はいらない」と言っているのかもしれません。
特に交際初期の場合は本音を言いにくいため、あえて曖昧な表現で子を持つ意思がないことを伝えるケースもあります。
子供を望まない彼女と結婚してもOKなケース
子供は欲しくない彼女と結婚しても問題ないのでしょうか？
ここでは、子供を望まない彼女と結婚してもOKなケースを紹介します。
あなた自身も特に子供は欲しくない
あなた自身、子供を持つことに絶対的なこだわりがないのであれば、彼女に対する愛情だけで結婚しても問題ないでしょう。
家族の形はさまざまですし、彼女との間で愛情や信頼がしっかり築けているなら、子供の有無にこだわる必要はありません。二人の価値観を大切にして判断しましょう。
子供以上に彼女のことが好き
「子供は欲しいけど、それ以上に彼女と一緒にいたい」という気持ちが強いのであれば、結婚してもさほどトラブルにはならないでしょう。
人生における優先順位は人それぞれです。周囲と比較する必要はありません。自分が幸せと思う生き方に従って堂々と判断しましょう。
彼女自身の考えを変えられる
彼女が「子供はいらない」と言っている背景に、金銭や時間の制約など子育てに対する不安、もしくは過去のトラウマが原因であれば、生活環境や二人の信頼関係によって考え方が変わる可能性もあります。
もし結婚後に、彼女自身の考えを変えられる自信があるのであれば結婚しても問題ないでしょう。
二人共通の趣味がある
旅行やグルメ、映画鑑賞など、二人で楽しめる共通の趣味がある場合、子供がいなくても充実した結婚生活を送れるでしょう。
むしろ、結婚後に子供を授かると子供がある程度大きくなるまで二人の時間はほとんどありません。夫婦の時間を思い切り満喫できるのは、子供を持たないからこその特権ともいえます。
子供はいらないという彼女とは別れた方がいいケース
子供が欲しくない彼女と結婚しても大丈夫なケースもあれば、反対に子を望まないがゆえに結婚後トラブルや後悔につながるケースもあります。
ここでは、子供はいらないという彼女と別れた方がいいケースを紹介します。
どうしても子供が欲しい
もしあなたが「自分の子孫を世に残したい」「自分の遺伝子を持つ子に出会いたい」と、結婚後の出産を強く望むのであれば、子供はいらないという彼女とはキッパリ別れて、別の女性との出会いに時間と労力を割くべきです。
自分の気持ちを押し殺して今の彼女と結婚すると、激しい後悔につながるでしょう。
理由を正確に把握していない
「いつか彼女の気が変わるかもしれない…」と楽観的に考えたまま結婚すると、後になって深刻なすれ違いが生じるおそれがあります。
子供はいらないという彼女の本音や、背景にある理由を曖昧にしたまま事を先に進めると、お互いに無理を抱えた関係になるでしょう。まずは、彼女の本心を正確に知ることが大切です。
親が孫の存在を望んでいる
どちらか片方の親が孫の存在を強く望んでいる場合、子供を望まない彼女と結婚すると、会うたびに「子供はまだか？」「作る気あるのか？」などとプレッシャーを与えられかねません。会うたびに孫のことを聞かれ、彼女は疲弊し疎外感を抱くこともあるでしょう。
どちらかが極度の寂しがり
あなたか彼女、どちらかが人一倍寂しがり屋な性格である場合、子供がいない人生に物足りなさを感じるかもしれません。
将来的に彼女と死別して孤独感が強まる可能性もあるため、少しでも家族を持つことに憧れがあるのであれば、子供を望まない彼女との結婚は慎重に考えるべきでしょう。
子供はいらないという彼女の考え方を変える方法
子供はいらないという彼女の考え方を変える方法はあるのでしょうか？
ここでは、子供を望まない彼女の考えを変えるキッカケ作りを紹介します。
結婚後の家庭像に子供を含んで話す
まずは、彼女と結婚の話をするときにあえて子供ネタを会話に入れるという方法があります。
例えば「将来、家族みんなでキャンプとか行けたら楽しそうだね」など、家族という子供も含まれた生活シーンを自然な形で取り入れることで、彼女の中にある「子供は足かせ」という悪のイメージが徐々にやわらいでいくかもしれません。
子育ての不安を解消する
もし彼女が子育ての負担に不安を抱えているなら、「育児は2人で協力すればいいし、俺も家事や育児にちゃんと関わるよ」と、積極的な育児参加を表明することで少しは考えが変化するかもしれません。
特に子を持つことにプレッシャーや不安を感じている女性には、何より安心感を与えることが大切です。
周囲の子供ネタを混ぜて会話する
「この前、甥っ子と公園で遊んだら、めちゃくちゃ笑ってくれてさ」など、温かく楽しいエピソードを挟むことで、彼女の中の“子供＝大変”という印象がやわらぐかもしれません。
ただし、無理に子供ネタを挟むと、彼女は強制されていると感じ距離を取るので、あくまで自然な流れで会話に取り入れてください。
子供が欲しいと率直に伝える
子供を望んでいない彼女に、結婚後の出産を強要してはいけませんが、過度な気遣いで本音が言えない関係もよくありません。
もしあなた自身が、結婚後の子供を強く望んでいるならその思いを率直に彼女に伝えましょう。「なぜ欲しいのか？」という理由まで含めると、彼女も徐々に考えを変えてくれるかもしれません。
子供は欲しくないという彼女との付き合い方
ここからは、「子供はいらない」「子供は別に欲しくない」という子を持つことに後ろ向きな彼女との付き合い方や、上手に向き合うコツを紹介していきます。
時間をかけて見守る
「今は子供はいらない」と感じていても、年齢や生活環境の変化によって考えが変わることもあります。急かすことで心が閉じてしまう可能性もあるため、まずは受け止める姿勢が大切です。焦らず、ゆっくりと時間をかけて気持ちを育んでいきましょう。
彼女の人生観を否定しない
「女なんだから子供を産んで当然だろ」という決めつけや「子供が欲しくないとか頭おかしいよ」という否定する言い方は絶対に止めましょう。
大切なのは彼女の考えを正すことではなく、互いに理解を深め双方が納得いく人生を歩んでいくことです。対等な立場で誠実に向き合いましょう。
子供の話題を無理に振らない
子供に関する話題を繰り返すと、プレッシャーや不信感につながりかねません。無理に説得するのではなく、自然なタイミングで情報や話題を共有していくことが大切です。
「考えるきっかけ」として寄り添う姿勢を持つことで、彼女の心にも変化が生まれるかもしれません。
二人の時間を大切にする
子供の有無に関わらず、「この人と一緒なら幸せになれそう」と彼女に思ってもらえる関係作りが大切です。
楽しいことや苦しいことを互いに乗り越えていくうちに、徐々に将来の理想が変わることもあります。まずは今の関係性を大切に、二人の信頼と安心感を育てましょう。
彼女の本音に目を向けよう
子供を望んでいない彼女に対して、「ねぇ、子供作ろうよ」「子供いた方が絶対楽しいよ」などと、自分の理想や希望を押しつけるのは逆効果です。
彼女が「子供はいらない」という背景には、何かしら理由があります。
独りよがりの考えを捨てて、彼女が本音として抱える不安や不満と真摯に向き合いましょう。
