コンビニやカフェ、レストランなどの飲食店、またはアパレルや雑貨屋といった接客が必要なお店で働く女性スタッフに一目惚れしたことのある男性もいるでしょう。
今回は、そんな女性店員がみせる好意の脈ありサインと、よく男性が勘違いする脈なしパターン、さらに仲良くなるためのアプローチ方法もあわせて紹介します。
付き合える可能性はある?女性店員の脈ありサイン4つ
ここではまず、女性店員の脈ありサインから紹介していきます。こんな言動がある場合は、付き合える可能性アリです。
(1)女性店員から話しかけられる
基本的にお店で接客をする際、必要最低限のこと以外は話さないのが店員側のマナーです。
それなのにわざわざ話しかけてくれたということは、多少なりともあなたに対して興味があるとみて間違いありません。
ただ単に話しかけられたという状況だけでは、あなたに100%惚れているとまでは断言できませんが、少なくとも「このお客さんはいい人だ」という好印象を抱いている可能性は高いでしょう。
(2)店内でたびたび目が合う
例えば、あなたの気になる女性店員が、接客の担当ではなく、奥のキッチンで調理の仕事をしているときに、キッチンからフロアまで離れているにもかかわらず、なぜか頻繁にあなたと目が合う状況なのであれば、相手の女性はなんらかの特別な気持ちを抱いている可能性が高いでしょう。
このように遠く離れているシチュエーションで、特定の女性店員と頻繁に目が合う状況であれば、脈ありの可能性が期待できます。
(3)手紙や連絡先を渡される
女性店員の方から手紙や連絡先を渡された場合、これはかなり角度の高い脈ありサインでしょう。
例えばカフェ店員の場合、注文したコーヒーと一緒に手紙が添えてあったり、店内のテーブルを拭いてまわる途中にサッと連絡先が書かれたメモ用紙を渡されたりするケースが挙げられます。
ただし、店員側からのアクションはなかなか稀ですので、あまり過度に期待してはいけません。
(4)他の店員さんのリアクションも観察する
例えば、あなたが一目ぼれした女性店員もあなたに興味を持っていて、「あのお客さん、カッコよくない?」というふうに、ほかの店員と話しているとします。すると、あなたがお店に来店した際、店員たちはソワソワし始めて、中には、あなたが気になっている女性店員のことを冷やかすような仕草を見せるかもしれません。
このように女性店員本人の反応だけでなく、他の店員のリアクションに目を向けるのも脈ありかどうかを見極めるポイントの一つです。
男性が勘違いしやすい脈なしサイン3つ
ここからは、男性がよく脈ありと勘違いしやすい脈なしサインを紹介していきます。
(1)いつも笑顔で接客してくれる
「俺が行くといつも笑顔でニコニコしながら話してくれるし、脈ありかも…!」いいえ、それは単なる接客マニュアルのひとつです。
お店の店員さんは、誰にでも愛想よく振る舞い笑顔で接することが仕事のひとつですので、勝手に好意と勘違いしないでください。
むしろ、本当に脈ありの場合は「気になるお客さんが来ると、つい緊張してしまって不自然な笑顔になってしまう…」という女性のほうが多いものです。
(2)お釣りをもらうときに手が触れる
男性がつい脈ありを期待する、お会計でお釣りをもらうときに相手の手が触れたというシチュエーションも、残念ながらたまたまの可能性が高く、好意のありなしにあまり関係はないでしょう。
ですので、レジでお釣りを渡されるときに相手の手が触れたからといって「あの子、俺に気があるのかも…!」という淡い期待はしないでください。
特に異性からのボディタッチに弱い男性は、気をつけたほうがいいですね。
(3)お店に行くといつもレジで対応してくれる
「俺がレジに行くと、いつもあの子が対応してくれる。他にも店員さんいるのに…。ひょっとしたら、俺のこと好きなのかな?」いいえ、残念ながら、たまたまそうなっているだけです。
もしくは、あなたが自分の都合のいいように、そう思い込んでいるだけかもしれません。
特に一目惚れをした場合は、頭の中で都合よく解釈してしまうケースは多々ありますので、勝手な思い込みで脈ありと勘違いしないようにしましょう。
女性店員と仲良くなるためのアプローチ方法
女性店員へのアプローチは、どちらかと言えば道端のナンパ行為に近く、普通の出会いとはアクションの仕方が異なります。
ここからは、女性店員と仲良くなるためのアプローチ方法を紹介していきます。
(1)急に距離をつめない
まず、女性店員にアプローチする際の心得として、“急に距離を詰めようとしない”ということを心がけてください。
いきなり「彼氏いるの?」や、「めっちゃカワイイですよね!」と言って強引に近づいても、普通はただ引かれてしまうだけ。最悪の場合、不審者扱いされてそのお店を出禁にされてしまう恐れも十分あり得る話です。女性店員との恋を成就させるには、長期戦になることを覚悟しておきましょう。
というのも、「男」と「女」という関係以前に、「店員」と「客」という立場であり、女性店員もプライベートではなく、あくまで仕事としてあなたと接しているわけで、そもそも恋人探しに興味がなかったり、お客さんと仲良くなろうという気がなかったりする人も多いからです。
そんな状態の人を恋愛に意識を向けさせるのは、それなりに時間がかかって当たり前ですよね。
まずは、「店員」と「客」という間柄から「顔見知り」の関係を目指し、そこから徐々に距離を詰めていくアプローチが正しいステップの踏み方です。
(2)季節感を会話のネタにする
一目惚れした女性店員と仲良くなりたいなら、挨拶を大事にしましょう。
とは言っても、気になる女性店員に対していきなり「こんにちは~!」とは恥ずかしくて言いにくいですよね。
そういう不自然な挨拶よりも、会話のきっかけとしておすすめなのが、暑さや寒さなど季節感を利用すること。
例えば、暑さをネタにしたい場合は、レジで注文をしているときに、手やハンカチで扇いだり、レジ前で「あっちぃ~…」と小声で言ってみたり、ちょっとオーバーに“暑いアピール”をしてみましょう。
すると、店員から「今日は暑いですよね」とか、「大丈夫ですか?」というふうに、話しかけてきてくれるかもしれません。
また、寒い日であれば、外の冷たい空気で手がかじかんでしまい、レジでお金をだす際にもたついてしまっている、という状況を装って「すいません遅くて。今日、ほんと寒くて…」というセリフを、あなたのほうから言ってみるのも良いでしょう。
それ以外に、春と秋のシーンズであれば花粉で苦しそうにするなど、天候ネタは自然と会話が始まるきっかけを作ってくれますので、気になる人の気を惹きたいときにぜひ参考にしてみてください。
(3)商品について質問する
コンビニの場合は、「あの商品、どこに置いてありますか?」、カフェの場合は「これって、具材は何が入っていますか?」という質問をしてみましょう。
そして、質問に答えてもらったあとに、「すごくおいしそうですね!」といった感想を一言付け加えるとなお良しです。
さらに、次回お店に行ったときに、「この前案内してもらったやつ、すごくおいしくてハマっています!」といった、“以前、あなたとの話しを覚えている”ということをアピールしましょう。
こういうさりげないアピールをすることで、女性店員はあなたのことをより印象深く認識するようになります。
女性店員の立場としては、基本的に毎日来てくれるような常連のお客さんを除いて、いちいちお客さんの顔を覚えていることは滅多にありません。
しかし、「以前、会話した店員さんだ」というふうに、自分のことを覚えていたお客さんに対しては、意識が変わり顔を覚えます。
あなたのことを認識してもらうことができますので、不特定多数の他の客たちの中から一歩リードすることができますよ。
(4)相手の変化に触れた質問をする
女性店員の変化に触れるのも、会話のきっかけからアプローチにつながりやすいため案外おすすめです。
例えば、マスクをしている等の、誰でもわかるような変化があるときには、「大丈夫ですか?今けっこう風邪が流行っていますよね」というふうに、話しかけてみましょう。
また、すでに何度か会話を交わし、女性店員に顔を覚えてもらっていて、普通に相手からも挨拶をしてくるような関係なのであれば、トローチなどを渡しても良いかもしれません。
ただし、いくら相手の変化に触れるとはいえ、じっくり観察しないとわからないような変化に触れるのはNGです。
例えば、「チーク変えた?」や、「シャンプー変えた?」といった細かな変化に言及するのはかえって逆効果で、効果的なアプローチどころか、ドン引きされて最悪避けられてしまうかもしれません。
細かすぎる変化は、たとえ気づいたとしても、触れないでおくのが正解です。
(5)友達とお店に行って小芝居する
ちょっと演技力も必要になる方法ですが、例えば友達と一緒にお店へ行き「お前が気になる子って、あの子? うわ、めっちゃカワイイじゃん!」というふうに、小声でアシストしてもらうのもいいアプローチになるでしょう。
あなた一人だけのアクションはどうしても限界がありますが、第三者の協力を仰ぐことで、好意を伝える方法が一気に広がります。
恥ずかしがりな男性、また何度かアプローチしてみたけど全く響かない…というときにおすすめの方法です。
女性店員と仲良くなろう
たまたま入ったお店で、偶然出会った自分好みのカワイイ女性スタッフ。
一目惚れした女性店員と付き合うのは、なかなかハードルの高い恋と言えるかもしれません。
しかし、決して叶わぬ恋ではありませんので、焦らずじっくり距離を縮めていきましょう。
まずは、好意の脈ありサインを正しく見分けて、自分に合ったアプローチ方法で攻めてみてください。