普段つい使ってしまう言葉やフレーズ、また無意識にやってしまうクセはありませんか？
今回は、女性がイライラする男性の癖について紹介していきます。
もしかしたら、あなたの何気ない言動が身近な彼女をイラつかせているかもしれません。
癖（クセ）とは？
癖（クセ）とは、人が無意識に繰り返してしまう習慣や行動を指し、自然に出てしまう動作のことを言います。
例えば、髪を触る、爪を噛むなどの行為が挙げられるでしょう。
無意識にクセが出てしまう原因には、安心感を求めたり、ストレスを感じていたり、不安を解消したかったりなどの人間心理が根底にあります。
クセの頻度が多い場合、日常生活に支障がでたり、周囲を不快にさせたりといったこともあるかもしれません。
女性がイライラする日常のクセ
まずは、女性が一緒にいてイライラする男性のクセについて紹介していきます。
咳払い
普段の何気ない咳払いは、人を不快な気持ちにさせます。
一緒にいて頻繁に咳払いをされると、女性は驚くと同時に「何か悪いことしたかな？」と不安になるもの。心理学でも咳払いは注意喚起のサインとされており、相手に威圧感を与えるのです。
大きなアクビ、タメ息
大きなアクビやタメ息は、一緒にいる女性を不安な気持ちにさせます。
例えば、デート中に「は～あ」や「ふー」といったアクビまたはタメ息をつかれた相手は「一緒にいてもつまらないのかな…」と精神的にショックを受けるでしょう。
ゲップやおなら
食事中のゲップやおならといった品のない行為にうんざりする女性は多いでしょう。
まれに笑いを取ろうとしたり、その場の空気を和ませたりするためにわざとゲップやおならをする男性もいますが、異性の前でする行為ではありません。
生返事をする
話しかけたときに「へぇー」「ふーん」「はいはい」など、適当な返事をされると女性は寂しい気持ちになります。
男性的には相槌を打っているつもりでも、話しかけている方は真剣に聞いてもらえないことにイラ立ったり虚しい気持ちになったりするでしょう。
生返事を繰り返していると、会話が減るかもしれません。
浪費癖がある
浪費癖のある男性は、女性にとって不安でしかありません。
特に結婚願望の強い女性にとって、趣味やギャンブル、買い物など、収入が入ってはすぐに使い切るような浪費癖のある男性とは到底結婚など考えられないでしょう。
貯金のできない男性は、遅かれ早かれ見限られるのがオチです。
タバコのポイ捨て、タンの吐露
タバコのポイ捨てやタンの吐露は、人間のモラルに欠ける行為で、一緒に歩く女性を恥ずかしい気持ちにさせるでしょう。
みんなが使う路上に、タバコやタンを吐き捨てる行為がマナー違反であることは一般常識で、そんな常識のなさがカッコ悪く見えます。
貧乏ゆすり
一緒に座っているときに貧乏ゆすりを見てしまったら、彼女は何かイライラしているのか、無関心なのかと捉えてしまい「ちょっと落ち着いて…」と不安になるでしょう。
貧乏ゆすりにはストレス解消の効果があると言われていますが、客観的に見ても落ち着かない気持ちになってしまいます。
汚い咀嚼（そしゃく）音
クチャクチャ音を立てながら食べる男性に、心底イラついている女性は多いでしょう。
「クチャラー」などとも呼ばれる、食べるときの咀嚼音は汚らしく、不快な気持ちと同時に食欲も失せてしまいます。
小さい頃からの癖なのであれば、意識的に直すか、難しい場合は専門医で治療することをおすすめします。
女性がイライラする男性の口癖
日常のクセに続いて、ここからは女性がイライラする男性の口癖について紹介していきます。
「疲れた」
一緒にいて、たびたび「疲れたー」と口に出されると女性はウンザリしてしまいます。
疲れていることに共感してほしいのか、労ってほしいのか、また女性によっては「私と一緒だから疲れるの？」と勘違いされてしまうこともあるでしょう。
ただ「疲れた」と口に出すだけでは、女性をイラつかせるだけです。
「ヤバイ」
なんでも「ヤバイ」で表現すると、あまりの語彙力のなさに女性はイラっとします。
「ヤバイ」以外にも、「すごい」「超」「マジ」といった単調な口癖を多用している人は、イラっとされるどころか、表現力がない、つまらない人、頭が悪そうと感じられてしまう原因になるので気をつけましょう。
「要するに」「つまり」
冒頭で「要するに」「つまり」と、含みを持たせて長々と話し始め、最後に何のオチも出ないと女性はガッカリします。
要約すれば短くなるはずの話をダラダラ続けてしまうと「その話、全然まとまってないよね？」と、女性から煩わしく思われてしまうでしょう。
「逆に」
必要以上に「逆に…」を使うと、話し方が下手な人と思われます。
そもそも逆という言葉は、相手の話に対して反論する意図があるときに使う言葉。話している間に何度も「逆に」を繰り返すと、一体何に対する逆なのか、最終的に何を言いたいのか分からなくなり、結果的にツマラナイ話になってしまうでしょう。
「ぶっちゃけ」
「ぶっちゃけ美味しい」や「ぶっちゃけ楽しい」などの口癖は、リアクションに困ります。
ぶっちゃけは、自分の意見を素直に言う、本音をさらけ出す、気持ちを隠さず打ち明けるという意味。素直に「美味しい」と言えばいいのに「ぶっちゃけ」を付けることで、「本当に美味しいのかな」と思われてしまいます。
「知ってる」
こちらの発言に、なんでもかんでも「知ってる」と返答されると、幼稚な対応に見えてしまいます。
たとえ本当に知っていても、知らなかったフリをしたり、教わったあとで「ありがとう」と言えたりする方が大人です。つい反射的に「知ってる」と言ってしまう男性は気をつけましょう。
「だからぁ」
質問したときに「だからぁ」と言われたら、女性は見下されているように感じて腹が立ちます。
何回も同じ話をしなければならない状況になったとき、口癖で「だから言ったじゃん」と言ってしまう人は、「説明が下手で何回も聞かないと分からないのよ…」と思われている可能性があります。
「お前」「おい」
「おい、お前」などの、品のない声掛けに驚く女性は多いでしょう。
女性に対して「お前さ」などと言ってしまうと、言われたほうは驚くと同時に、雑に扱われた、見下されたと感じてしまいます。
中には声を荒げて「おい」と言われ、その迫力に恐怖心を抱く女性もいるでしょう。
「で？」「は？」
話の途中に「で？」「は？」と返されると、女性はバカにされた気分になり傷つきます。
それに加え、高圧的な態度や口調になってしまうと、モラハラやパワハラを疑われるなどリスクしかありません。
何を話しても「どうせ馬鹿にされるから話したくない」と思われ、自然と会話が減ってしまいます。
「なんでもいい」「どうでもいい」
何を質問しても「なんでもいい」「どうでもいい」が口癖の男性は、面倒くさがりで無責任な印象を与えるでしょう。
相手に決断を委ねるのは、“好きに決めていいよ”という優しさがある反面、負担に感じさせます。
しまいには、なんでもいいと言ったにも関わらず文句を言われたら、腹を立てられるでしょう。
女性がイライラする会話のクセ
続いてここからは、女性がイライラする会話中にやりがちな男性のクセについて紹介していきます。
「めんどくせぇ」
自分の提案に「めんどくせぇ」と言われたら、女性は自分自身を否定されたような気持ちになります。
悪気があってもなくても、あまりにもストレートすぎる言葉は辛いことです。たまに言われるくらいなら仕方ないと思えますが、口癖のように言われると無気力な人と思われてしまうでしょう。
「イヤ」
会話の受け答えで、冒頭に必ず「イヤ」と言ってから答える男性がいます。クセなのはわかりますが、反射的に「イヤ」と言われると、女性は拒否された気持ちになってガッカリしてしまいます。
「イヤ」の代わりに「わかる」と言うように意識すれば、相手の印象も自然と良くなるでしょう。
「オレも」
女性の話を遮ってまで「オレも…」と、自分の話をしはじめられると「今は私が話してるのに！」と不愉快な気持ちになります。
自分の方が面白い話ができると思って相手の話を遮ってしまうのかもしれませんが、話が最後まで終わっていないのに自分の話をするということは、相手の話に興味がない、面白くないと言っているのと同じことです。
自分のクセを直す解決方法4つ
最後に、これらのクセを直す方法やコツについて紹介していきます。
（1）自分のクセを認識する
まずは、自分のクセを自覚することから始めてみましょう。
普段の行動や会話で自分はどんなクセがあるのか？そのクセに対して周りはどう思っているのか？を認識することで、改善すべきポイントが見えてきます。
また、自分のクセを正しく認識するには、気兼ねなく指摘してくれる友人や家族に聞くのが一番かもしれません。
（2）クセを直す目的を持つ
自分のクセを直す目的を明確にしましょう。
例えば「女性に好かれたい」「人に好印象を与えたい」「彼女のイライラをなくしたい」など、自分がクセを直すことで得られるメリットや効果を意識的に持つと、改善の気持ちも自然とわいてきます。
（3）クセが出にくい行動パターンを作る
クセの代わりになるような行動パターンを作る方法もあります。
例えば、路上でタバコのポイ捨てをしてしまう男性は、外に出たらガムを噛んで口を暇にさせないようにする。貧乏ゆすりをしてしまう男性は、定期的に席を立つ、深呼吸をするなどの解消方法があるでしょう。
ぜひ自分に合う対策方法を考えてみてください。
（4）リアルタイムで指摘してもらう
本気でクセを直したいなら、信頼できる友達や家族に相談して、都度クセが出たら指摘してもらうようにお願いしてみましょう。
クセは、自分でも気づかないうちに出てしまうものです。リアルタイムで指摘してもらうことで、クセが出やすいタイミングや状況が分かって改善に繋がるかもしれません。
自分のクセを見直してみよう
あなたも気づかないうちに、自分のクセが原因で周囲の女性たちをイライラさせているかもしれません。
日常の言動を振り返り、自分のクセを見直してみましょう。