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デートDV
デートDV

彼女にDVしてるかも?デートDVの種類と特徴、改善策を詳しく解説

「DV」という言葉は広く知られるようになりましたが、「デートDV」という概念をご存じでしょうか。これまで軽く受け止められていた言動も、場合によっては暴力や支配と見なされる可能性があります。
今回は、男性が注意すべきデートDVの種類や具体例、さらに心当たりがある場合の改善策まで詳しく解説します。

デートDVとは?一般的なDVとの違い

デートDVとは?一般的なDVとの違い

デートDVとは、交際中の恋人同士の間で起こる暴力や過度な束縛、支配的な言動などを指します。身体的な暴力だけでなく、暴言や無視、交友関係の制限、スマホのチェックといった精神的なコントロールも含まれるのが特徴です。

結婚や同棲をしていないカップル間で生じる点が、一般的なDVとの違いと言えるでしょう。

愛情表現や心配の延長と誤解されやすく、とくに10代・20代の若い世代に多い傾向がありますが、被害を自覚しにくいため、関係が深刻化してから初めて問題として表面化するケースも少なくありません。

デートDVの種類とそれぞれの具体例

デートDVの種類とそれぞれの具体例

デートDVの種類は、「精神的」「身体的」「性的」の3つに分けられます。
ここでは、デートDVに該当するそれぞれの言動や振る舞い方の特徴を紹介します。

(1)精神的DV

目に見えるケガはなくても、心を追い詰める言動は立派なDVです。
無視や侮辱、威圧的な態度など、相手の尊厳を傷つける行為は深刻なダメージを残します。

無視をする

ケンカした後に少し距離を置くのとは違い、意図的に長期間無視を続ける行為は精神的DVにあたります。
話しかけても反応せず、まるで存在しないかのように扱う態度は、相手の自己肯定感を大きく傷つけてしまいます。高圧的な態度やモラハラ発言とセットになることも多く、受ける側は強い孤独や不安を抱えるでしょう。

人前でバカにする

冗談やいじりのつもりでも、人前で彼女の人格を否定する発言や命令口調での威圧は精神的DVです。お前のせいだと責任転嫁したり、体型や能力をからかったりする言葉は、相手に深い屈辱を与えます。
周囲が笑っていても、本人が傷ついていれば立派な暴力なのです。親しい間柄でも尊重を忘れてはいけません。

物を投げるふりで威嚇する

実際に手を出していなくても、物を投げるふりや壁を殴る行為は相手に恐怖を与える威嚇です。次は自分が殴られるかもしれないという不安を抱かせた時点で精神的DVと言えます。
暴力をほのめかす態度が日常化すれば、相手は常に緊張状態に置かれてしまうでしょう。

(2)身体的DV

直接的な暴力や危険行為は、明確な身体的DVです。
軽く驚かすつもりでも、相手の安全や命を脅かす可能性があることを忘れてはいけません。

物を投げる、凶器を突きつける

物を投げたり、刃物などを突きつけたりする行為は明確な身体的DVです。口論がヒートアップした勢いでも許されません。
首を絞める、熱湯をかけるなど生命の危険を感じさせる行為は重大な犯罪に発展する可能性もあります。

髪を引く、腕をねじるなどの暴力

髪を引っ張る、腕をねじる、引きずるといった行為も立派な身体的DVです。目立たない場所でつねったり蹴ったりするケースもあり、相手を従わせるための手段として使われることがあります。
軽い力だから大丈夫という問題ではありません。恐怖によって相手の行動を制限する関係は、決して健全とはいえないでしょう。

危険物で殴る、投げつける

灰皿や瓶、刃物などで殴る、あるいは投げつける行為は重大な身体的DVに該当します。
本人に物が当たらなかったから問題ないという理屈は通りません。重大な傷害や死亡につながる危険を認識していれば、法的責任を問われる可能性もあります。
暴力は一線を越えた瞬間に取り返しがつかないことになるのです。

(3)性的DV

性的な行為に関する強要や無配慮もデートDVに含まれます。合意のない性行為は、たとえ恋人同士であっても許されないのです。

嫌がるポルノ視聴やプレイの強要

相手が嫌がっているのに無理やりAV(アダルトビデオ)やポルノ雑誌を見せたり、同じプレイ内容を強要したりする行為は性的DVです。
いくら恋人同士でも、パートナーの合意がなければ性暴力に当たります。無理に応じさせることで、性に対する恐怖や嫌悪感を植えつけてしまう可能性があるからです。

性行為の強要や避妊への非協力

望まない性行為を迫る、避妊に協力しない、中絶を強要する行為も深刻な性的DVです。
気持ちよさを理由に避妊を拒んだり、責任を相手だけに押し付けたりする身勝手な態度は対等な関係とはいえません。
また、自分の希望が通らなかったときに不機嫌な態度で相手に圧力をかける行為も精神的強制になり得ます。

付き合った後に豹変…DVオトコ予備軍とは?

DVオトコ予備軍

「自分は彼女にDVなんかしない、大丈夫!」と思っていても、関係が深まるにつれて徐々に本性が出る人も。
ここでは、付き合った後に豹変しやすいDVオトコ予備軍の特徴を紹介します。

感情を制御できない不安定タイプ

気分の浮き沈みが激しく、怒りや不安を自分で処理できないメンヘラ気質のある男性は要注意です。
LINEの返信が遅いだけで何通も送ったり、電話に出るまで何度もかけ続けたりする行為は、すでに執着のサインかもしれません。交際初期は我慢できても、慣れが出ると暴言や威圧に発展する可能性もあるので気をつけてください。

自己愛が強すぎるナルシストタイプ

自分を特別視する、ナルシストタイプの男性もDV予備軍になりやすい傾向があるでしょう。普段は自信家に見えて、批判や失敗に直面すると極端に攻撃的になるのが特徴です。
この自己愛が強すぎるタイプの男性は、彼女の気持ちより自分の体裁を守ることを優先し、責任転嫁や威圧に走るケースも少なくありません。

謝れないプライド過剰タイプ

明らかに自分が悪い場面でも素直に謝罪できない男性は、対等な関係を築きにくいものです。上下関係で物事を捉え、自分が下に立つことを極端に嫌がる傾向があります。
その結果、非を認める代わりに怒鳴ったり、論点をすり替えたりすることも。プライドそのものが悪いのではなく、非を認められない未熟さが問題です。

女性を見下す差別的タイプ

女はこうだ、女のくせにといった差別的な発言を平気でするような男性は、無意識のうちに相手を下に見る傾向があります。尊敬や尊重がない関係だと、いずれ言葉の暴力や支配的態度に発展する可能性があるでしょう。
はじめは優しいのに、彼女との関係が安定すると徐々に本音を覗かせてくるのが特徴です。

彼女にDVしてるかも?と思ったら

彼女にDVしてるかも?と思ったら

DVやモラハラをする男性のほとんどは無自覚です。
ここでは、彼女にDVしてるかも?と少しでも不安に思った男性に、今すぐ取るべき行動をまとめて紹介します。

DVやモラハラについて情報を調べる

彼女への言動に不安がある場合、まずは情報を集めてみましょう。DVやモラハラの具体例を知ることで、これも当てはまるかもしれないと気づける可能性があります。
愛情のつもりだった言動が、相手を傷つけているケースも少なくありません。無自覚な加害者にならないためにも、客観的な基準を学ぶ姿勢を持ちましょう。

自分の言動を記録して振り返る

感情的に怒鳴った、既読無視で罰を与えた、スマホを勝手に見たなど、彼女に取った実際の行動をメモに残してみましょう。
書き出すことで、自分の行動パターンや衝動の強さを把握でき、後から読み返すと支配的だったと気づける可能性があります。
曖昧にせず言語化することで、改善への第一歩を踏み出せるはずです。

感情をぶつけない練習をする

怒りや不安といった感情をそのまま彼女にぶつけるのではなく、一度立ち止まる習慣を身につけましょう。深呼吸をする、数分その場を離れる、日記に本音を書くなどの方法があります。
感情の乱れは一時的なものです。少し時間を置くだけで冷静さを戻すことも多いものです。感情のセルフマネジメントを意識していきましょう。

支配したい衝動を感じたら距離を置く

相手をコントロールしたい、言うことを聞かせたいと思ったら、一度距離を取りましょう。冷却期間を設けることで、感情の高ぶりを落ち着かせることができます。
逆に、衝動のまま連絡を続けたり問い詰めたりすると関係は悪化しがちです。物理的にも心理的にも一歩引いて、関係性を客観視する時間を持ちましょう。

第三者や専門家に相談する

一人で抱え込むと、自分の考えが正しいと思い込みやすくなります。友人や同僚など信頼できる人に話してみましょう。必要であればカウンセラーなど専門家の力を借りるのも有効です。
DVの背景には過去の傷や自己肯定感の低さが影響している場合もあります。外部の視点を取り入れ、根本から改善を目指しましょう。

デートDVを防ぐためにできること

デートDVは特別な人だけが起こす問題ではなく、誰にでも起こり得る身近なリスクです。愛情のつもりでも、支配や束縛に変われば相手を深く傷つけてしまいます。
大切なのは、定期的に自らの言動を振り返り、違和感に気づいた時点で修正することです。
感情をコントロールし、対等な関係を築く姿勢こそが健全な恋愛につながります。