浴衣帯の結び方の種類と男女・子供の簡単にできるアレンジ方法について

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浴衣帯の結び方の種類について

浴衣帯の結び方ですが、基本的なものから凝ったものまで様々な種類があります。
女性の浴衣の帯は「兵児帯」と「半幅帯」「八寸名古屋帯」などがあり、それらの性質にあわせた結び方をします。

兵児帯ですと、カラフルな物が多く、簡単にちょうちょ結びをして少し広げるだけでも華やかになります。
また、ボリュームの出るもの、出ないものがあり、年配の方が結ぶ時は、少し渋めの色のボリュームが出ないものを選び、粋に見えるようにしているようです。

半幅帯は特にいろいろな結び方があり、一般的によく知られている基本中の基本といえば「文庫結び」があります。
文庫結びの歴史は意外と古く、江戸時代の武家の娘さんが好んで結んでいたことから始まりました。
大きな2枚の羽根を使ったリボンを作って帯に乗っけるように結ぶやり方で、凛とした感じになります。また、若い方限定の結び方でもなく、どの年齢の方でも結んで頂ける定番の結び方です。

文庫結びをアレンジさせた結び方として、「花文庫」「方花文庫」「一文字」があります。

花文庫は大きな4枚の羽根を作る華やかな結び方です。4枚の羽根のひとつで裏の色を出せるという特徴があり、リバーシブルの帯を使うと、ちょっとした変化が出せます。
方花文庫は、片方の羽根が長く垂れたアシンメトリーの結び方となります。粋な雰囲気も出つつ、かわいらしさもある結び方です。
一文字結びは文庫結びの羽根を垂らさない結び方です。
その名の通り、一文字にスッキリとした形になりますので、凛としたクールな魅力が出ます。

「貝の口」「リボン結び」は文庫結び系の結び方とは感じが変わります。

貝の口は男性が結ぶ一般的な結び方でもあり、平面の結び方ですので、電車や車に乗った時につぶれず遠出しても型くずれする心配がないことから、たいへん安心できる結び方です。
年配の方が特に好まれる結び方でもありますが、帯締めや帯留めなどでアレンジされるとかわいらしくまとめることもできます。
あまりにかわいらしく、華やかな浴衣を選ぶとちぐはぐになりますので注意が必要です。

リボン結びはある程度、帯の長さがあるものが必要となります。
羽根の部分を折り返して、リボンの上から垂らすことで、いろいろなアレンジができる結び方です。
ボリュームを出すこともできますし、シンプルにすることもできます。

八寸名古屋帯は、半幅の倍、8寸サイズのものでしっかりしたものになりますので、よそ行きにおすすめです。

このように実に様々な結び方がありますので、TPOや年齢に応じ、たれの長さやリボンの大きさを変えるところからいろいろ試すと、浴衣を着ることも楽しくなります。


男女の浴衣帯の結び方の違いとは

女性の結び方は少し難しく、華やかに見せるのに対して、男性はきりっとすっきり粋にみせ、簡単な結び方である、という違いがあります。

男性の帯は「角帯」と「兵児帯」の2種類があります。
男性の兵児帯では基本ボリュームのないものが一般的ですので、ちょうちょ結びをしても粋にみせることができます。
角帯ですと着崩れしにくく、簡単な結び方であるのに、こちらも粋で着慣れているように見えます。

角帯での一般的な結び方は、女性の結び方でも紹介した「貝の口」になります。男性がこの結び方をすると、たいへんシャープできりっとした感じになります。
変わった所でいうと「浪人流し」という結び方があります。簡単なのに意外と着崩れしにくくたいへん粋な結び方で、長時間座る時などにおすすめです。


子供の浴衣帯の結び方は?

子供の浴衣帯の結び方は、兵児帯で結ぶことが一般的です。
基本的に、カラフルな色が多く、華やかでかわいらしくボリュームのあるものが一般的であり、簡単に結ぶだけでもとても華やかでかわいらしく見えることが特徴です。
色の違う別の兵児帯を一緒に結んだり、リボンではなく花のように広げてみたり、大きくハリがあり、ボリュームが強く出る兵児帯を使用してみるとまた感じも違います。
リボン結び、ちょうちょう結び、ダブルリボン結びなどから、名前のないものまであり、あまり気にせずに好きなようにアレンジして結んでいることが多く見受けられます。

浴衣帯の簡単アレンジ方法について

浴衣帯の簡単アレンジ方法としては、簡単にしたいのであれば、小物を使うのがおすすめです。
着物と同様に、帯締め、帯留めなどを使い、ブローチや、大きめの帯飾りをあしらってみて下さい。また、季節のものをあしらったものになりますと、見た目にも涼しげに見えますので、ガラス製の金魚などもおすすめです。

また、兵児帯を一緒に結び、半幅帯とアレンジすることでも、簡単でよりいっそう華やかに見えます。
大きく結んだ兵児帯の上にちょうちょ結びにした帯締めをあしらったりと、様々な変化をつけることも可能です。

少し凝ったアレンジ方法になりますと、リバーシブルの帯を選んで、半幅帯を結ぶ時に、お腹側に来る方を三角に折り、裏地を見せ、変化をつける結び方もあります。
たいへんこなれた感じが出せますので、帯結びに慣れた方が次に進むステップとしてもよいやり方になります。

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