気象庁の雨雲レーダーは雨雲を予想できる?24時間リアルタイムで確認できる無料アプリとは

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気象庁の雨雲レーダーについて

雨雲レーダーとは、雨雲を観測するレーダーです。いわゆる気象レーダーというものですが、まずどのように雨や雲の状況を捉えるのかから説明します。
そもそもレーダーというのは電波を発射し、それが物に当たって反射してきたものを観測する事で、その物について様々な情報を得る道具です。
電波は波でその波長より小さなものは観測できません。

この事から観測する対象物の大きさによってレーダーから発射される電波の波長は変わってきます。雨雲レーダーの場合、観測するのは雲の中の降水粒子なので、それに合わせてマイクロ波と呼ばれる波長域の電波を使います。

気象レーダーは、アンテナを回転させることで360度全方位にマイクロ波を発射して、あらゆる方向の情報を得ます。観測する範囲は半径数百Kmに及びます。また回転(水平方向)するだけでなくレーダーの仰角を変えて観測する事(垂直方向)で3次元的なデータを得ています。

電波は降水粒子に当たって反射されますが、その強度から降水の強度がわかり電波を発射してから戻ってくるまでの時間から雨雲までの距離がわかります。

また戻ってきた電波の周波数のずれ(ドップラー効果。近づいてくる救急車のサイレンの音が高く聞こえ遠ざかっていく時には低く聞こえるというのと同じ現象です)から雲の中の雨・雪の動き、すなわち風の観測も出来ます。
電波は大気中を直進するのでレーダーと観測する雨雲との間に建物や山などの障害物があると、その向こう側が観測できません。

そのため気象庁は全国20か所に気象レーダーを設置して日本中をもれなくカバーしています。気象レーダーは1954年から気象庁によって運用が開始されました。


24時間リアルタイムで雨雲レーダーが見られる?

雨雲レーダーの観測結果は例えば気象庁のウェブサイトで「防災情報」から「レーダー・ナウキャスト(降水・雷・竜巻)」というところを選ぶと、レーダーの観測を元にした5分毎の降水強度分布観測結果と5分毎に60分先までの降水強度予測を見る事が出来ます。降水分布は1Km四方の範囲での予測になっています。このページでは見たい地域や時間を選んで結果を見る事が出来るほか、時間的な変化を動画として見る事も可能です。タイトルに降水・雷・竜巻とあるように雷の発生状況なども確認できます。

この他に高解像度降水ナウキャストというページがありますが、こちらは予測の範囲が250メートル四方になっています。
これらのページは画面上の+、-ボタンで拡大・縮小が可能です。もちろん予測範囲より細かい範囲を見ても意味はありません。

気象庁の他にも、「ウェザーニュース」が雨雲レーダーを使って雨雲の動きを24時間リアルタイムで見る事の出来るページを提供しています。
ウェザーニュースのウェブサイトから「雨雲レーダーCh.」というページに入ると見る事が出来ます。ここでは、これまでの雨雲の動き、現在の画像、これからの動きと過去から未来まで雨雲の様子を見る事が出来ます。なお見るエリアは都道府県単位まで絞れますが、それ以上拡大する事は出来ません。


雨雲レーダーの予想について

上の項目で書いたように雨雲レーダーの観測結果が見られるページでは今後の降水・雨雲の予想が見られるようになっています。
これらのページでの予測は雨雲レーダーの観測によって求められています。レーダーは雨雲を観測しているので場合によっては実際は降水がないのに、雨が降っていると判断される事もあります。そのため予想結果も影響を受ける場合があります。

これらの予想は、どのようにおこなわれているのでしょうか。
過去の降水域の動きと現在の降水の状況から「局地数値予報モデル」を使った数値計算や、過去の観測結果を基にした予想を組み合わせて行います。数値計算はデータを取得できる範囲が細かいほど、またより狭い範囲、より近い未来ほど正確な予想が可能になります。

気象庁の「降水ナウキャスト」などのページでは通常の天気予報と異なり1から6時間先までの降水の予測を細かい時間間隔で発表しますが、そうする事で予報がより正確になっているのです。
「天気予報あまり当たらないなあ」と考える方もいるでしょうが、雨雲レーダーのページなどで発表される予想は短時間の未来でしかも範囲も限定されるので、普通の予報よりはかなり信頼出来るといえます。

雨雲レーダーの無料アプリがある?

検索するとわかりますが、雨雲の現在の状況や動き、今後の降水予想などを知る事のできるアプリがあります。無料の物もあります。
それぞれのアプリで力を入れている点が違いますので、例えば「雨雲の状況さえわかれば良い」とか「少し先の予想をしりたい」とか「降水だけでなく雷の予報を知りたい」など自分の使用目的を考えてそれにあったアプリを選ぶべきでしょう。

お薦めアプリをまとめているウェブサイトも、ありますのでそういった所も参考にすると良いでしょう。
またiOS対応かAndroid対応かなどは、きちんとチェックしておきましょう。

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