お盆の提灯の意味や値段、飾り方とは?いつからいつまで飾るの?

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お盆の提灯とは?その意味とは

皆様は、お盆の時には提灯を飾るかと思います。提灯は、美しい絵柄が描かれた和紙や丸い球体の中で照らされる光が魅力的で、ついうっとりと見とれてしまいますよね。近頃では、伝統的な丸い形のものから造花が内蔵された提灯まで、様々な形のものが売り場にひしめき合います。人だけでなく、愛するペットのための提灯なんかも作られるようになりました。

ところで皆さんは、なぜお盆の時に提灯を飾るか知っていますか?そもそもお盆とは、亡くなった方々が自分の家に帰ってくる期間のことです。ご先祖様や故人の方が天国からはるばるとやってきましたが、何か目印が無いと迷ってしますよね?

その為、看板に当たる物を置いておきます。つまり、お盆の時に飾る提灯には道標としての意味を持っているのです。お盆の日の最初にする「迎え火」やお盆の最後に焚く「送り火」も、提灯と同じ役割を持っています。

また、なすに串を刺して作った牛の人形と、キュウリに串を刺して作られた馬の人形も、お盆の期間中やTVなどでよく見かけるのではないでしょうか?この二つにも提灯と似たような意味合いが含まれています。これは、ご先祖様や故人の方々が馬に乗って現世へやってくるという言い伝えから置いてあります。牛は荷物担当です。

ちなみに、正式にはこのなすとキュウリは、期間が終わっても食べずに水辺の場所に流すか、土に埋めてしまうのが正解だそうです。この辺りは、お盆の送り火の時に灯籠やお供え物を海や川に流す行事、灯籠流しを彷彿とさせますね。お盆の時に合わせて団子を精霊棚にお供えするのも、提灯と同じでお迎えやお見送りの意味があります。

余談ですが、盆踊りも元々は故人の方に向けて踊り、無事天国へと送り出すための行事だそうです。

提灯に限らず、お盆ではお供え物や行動全てで、天国から来る方々を手厚く歓迎しています。それに加え、提灯には亡くなった方々に対する供養も込められています。会えなくなってしまった方々に対する感謝の気持ちや思いやりが、提灯という目に見える形で表されていますね。
お盆の日には亡くなった方々に思いを馳せながら美しい提灯を飾り、故人の方を心を込めてお迎えし、気持ち良く送り出したいものです。


お盆の提灯の値段は?

季節になると、お店にはたくさんの提灯が売られています。見た目もさることながら、お値段の方も気になりますよね。お盆の提灯の相場は、大体5,000円から20,000円ほどです。中には、5万円以上の高価な提灯もあり、伝統的な和紙や灯が使われていたり、オーダーメイドで家紋を入れたりすることが出来るのが特徴です。

手頃な価格の提灯でも、素敵なデザインのものが沢山あります。近年では、花の形をした提灯や、洋風にアレンジされたものも販売されています。

ところで、盆提灯を相手に贈る事もあるかと思います。そういった場合、相場はいくらなのでしょうか?最近ではお提灯代として、お金を渡すのが一般的になりました。
相場は贈る相手との関係性によって異なります。親族の場合は大体一万円から二万円ほどですが、友人や会社関係の方の場合は三千円から一万円ほどです。


お盆の提灯の飾り方は?

では、提灯の飾り方を紹介します。とは言え難しい決まりは無く、仏壇や精霊棚の正面に置けば大丈夫です。提灯の数には制限が無いので、自分の家の間取りに合わせておきましょう。基本は2個セットで仏壇や精霊棚の左右の端に置きますが、提灯が一個でも問題はありません。

ですが、故人の方が亡くなってから四十九日が経った後に初めて迎える新盆の時は、柄入りの提灯とともに、白い提灯を飾ります。なぜ白色の提灯を飾るというと、不純な色が混じらず、無垢な白色で故人の方をお迎えするのが習わしとなっているからです。霊となった方々は、初めて現世にいらっしゃるので、迷わないように白い提灯を玄関や仏壇の前などに吊るしておきます。

新盆が終わったら白い提灯は使わなくなるので、そのまま処分しても大丈夫です。ただし、そのままポイッと捨てるのではなく、心を込めて手を合わせてからにしましょう。時間に余裕があれば、お寺の人に供養してもらったり、送り火の時に一緒に燃やすのも良いですね。

ちなみに、新盆の時には昔から親族の人や友人などの親しい方が、絵柄のついた提灯を贈るという習慣が昔からありました。(白い提灯の方は基本、故人の身内が用意します。)提灯の数がどれだけ故人の方が慕われていたかを示しているので、提灯は何個飾っても良いと言われています。親族や故人の友人の方から頂いた提灯は、仏壇の近くに吊り下げるのも良いでしょう。

お盆の提灯はいつからいつまで飾るのか

ところで、提灯はいつから飾り始め、いつまでに片付けるのかが結構迷いますよね?お盆の提灯は、お盆が始まる8月初旬から飾り始めます。(東京ではお盆は7月なので、7月の初旬からになります。)
お盆の期間中はずっと飾っておき、お盆が完全に過ぎた17日以降に片付けます。

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