確定申告 医療費控除の明細書の書き方やエクセル・ネットでの作成方法をご案内!

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確定申告 医療費控除の明細書の書き方

医療費控除の明細書には、2つの区分に分かれています。

1番目の記載事項は2番の記載事項の合計額などであり、これは税務署の作業の効率化を図ったものと考えられます。主な記載事項は、医療を受けた者の氏名、支払いを行った医療機関などの支払先の名前、診療や治療、介護保険サービス、医薬品購入、その他の医療費の別、支払った額、生命・社会保険によって補われる額です。項目ごとですので、同じ医療機関でも診察代と薬代でも連記しなければなりません。

なお、診察のためのタクシー代などどの項目に当てはまるかは、確認する必要があります。一番下のところに支払った合計額(A)及び保険によって補われる額の合計額(B)を記載します。この2つの事項は上記の1番の記載事項として、紙の上部に記載します。医療費控除の計算式に従って、以降(A)-(B)を計算し、その額が(C)欄に記載します。医療費控除は、所得金額の5%と10万円のいずれか低い額が控除額として認められているので、所得金額の合計額を(D)欄に、その5%に当たる額を(E)に記載します。所得の5%と10万円のいずれか低い額を(F)欄に記載して、(C)-(F)の額が実際の控除額とされます。(G)

なお、上部にある医療通知によって記載されている額を書く欄がありますが、これは各種保険者から発行される医療費の支払いがあったことを通知するはがきであり、その合計額を記載します。なお、確定申告の医療費控除欄には(G)の額を記載します。


エクセルで医療費控除の明細書を作成する方法

国税庁において提供される医療費控除の明細書の形式は、PDFファイルであり、エクセルのような方式を取っていないため、これまで手書きであったり、同じような様式の紙面を独自に作ったりしていました。現在では、同じような悩みを持った人たちが、エクセル仕様の医療費控除の明細書のファイルを公開しているところもあるようです。

また、一部の地方公共団体においても、医療費控除の明細書をエクセル形式にしたものを配布しています。なお、税務署においての判断により異なる場合がありますが、自分で作成したエクセルでの医療費控除明細書であっても、必要事項がきちんと記載されていれば、申告が受け付けられないといったことはないと思われます。

エクセルで作成する場合には、横軸に氏名、支払先、医療費の区分、支払額、保険によって補われる額の5項目を設け、縦軸に各医療機関での医療行為の数だけ必要となりますが、枚数に限りがないので見やすい大きさのフォントにすることが肝心です。


インターネットで医療費控除明細書は作成できる?

現在、国税庁の確定申告作成サイトが設けられており、e-taxにより電子申請をすることもプリントアウトして直接税務署に申請することも(書面申請)できるようになっています。e-taxによる場合には、マイナンバーカードなどのチップの入った身分証明書が必要になるため、プリントアウトする人も多いようです。

e-taxで行う場合でも書面申請の場合でも、医療費控除のばあいには、控除の明細書は国税庁の用意した画面に必要事項を記載することによって、別途の手続きは不要になります。書面申請の場合には、医療費控除の明細書も一緒にプリントアウトされるので、出し忘れるということは少なくなります。

ネットで医療費控除明細書を作成するメリットは、エクセルの場合のように同じ氏名などをコピーアンドペーストできる点です。多くの場合、医療費は同じ人がかかっている場合が多いので、一度氏名を記入すると連続でコピーできるシステムになっています。多少面倒でもマイナンバーカードなどを入手してe-taxにすれば、ペーパレスによる経費も削減され、提出の不便も無くなるので、e-taxによる申請をお勧めします。

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