2018年彼岸の入りと明けはいつ?由来やおはぎを供える理由とは?

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お彼岸にはお墓参りに行ったり、「暑さ寒さも彼岸まで」といった言葉があります。 なんとなくお墓参りに行っている人も多いと思いますが、知っているようでよくわかっていない”お彼岸”について調べてみます。

お彼岸とは?

お彼岸は春と秋との2回あり、春分・秋分の日を中日(ちゅうにち)とし、前後3日を合わせた7日間のことです。 ご先祖様を敬い、自然に感謝をささげる仏教行事になります。
仏教はインドから伝来しましたが、彼岸は日本独自の行事になります。
お彼岸には、お墓参りをします。 そして、合掌をささげることが大切な修行になります。

お墓はご先祖様が眠る大切な場所です。 墓石を洗い、周りの雑草を抜いて、お墓をきれいにします。 お花やお線香をお供えして、ご先祖様に感謝をして、最近の出来事などを話すようにします。 お墓が遠方などになり、なかなか普段お参りすることができない人も春分の日、秋分の日という祝日を利用してお墓参りに当てる人が多いです。

また、家にあるお仏壇の掃除をすることも大切な修行になっています。 仏具をきれいにして、お花を替え、おはぎやお菓子、果物をお供えすることもいいこととされています。

また、お寺では、彼岸会が開催されています。 故人の供養をするとともに、仏教の教えを会得する大事な行事です。 他国にはない行事で、古来の民族進行とも深く結びついた「盂蘭盆会(うらぼんえ)」や「施餓鬼会(せがきえ)」とともに「彼岸会(ひがんえ)」は仏教の行事の中でも最も盛んにおこなわれています。


2018年彼岸入り・明けはいつ?

彼岸には、春と秋があります。 それぞれ、春分の日、秋分の日を中日として、その前後3日、合わせて7日間を彼岸といいます。
春分の日、秋分の日は、祝日法で決められています。 春分の日は”自然をたたえ、生物をいつくしむ日”、秋分の日は”祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日”とされています。

春分の日、秋分の日は、それぞれ3月21日頃、9月22日頃になります。 そして、この日は、年によって変動します。

2018年は、どうなっているのでしょうか?

2018年の春のお彼岸

3月18日(日)彼岸の入り
3月21日(水)彼岸の中日(春分の日)
3月24日(土)彼岸明け

2018年の秋のお彼岸

9月20日(木)彼岸の入り
9月23日(日)彼岸の中日(秋分の日)
9月26日(水)彼岸明け


お彼岸の由来とは

お彼岸の由来は何になるのでしょうか?

彼岸」という言葉は、サンスクリット語に語源があるといわれています。
煩悩と迷いの世界である、私達がいるこの現世界のことを”此岸(しがん)”といいます。

その反対で、生死の海を渡った先にある極楽、悟りの世界のことを”彼岸(ひがん)”というといわれています。
サンスクリット語のパーラミター(波羅蜜多)が語源とされており、パーラミターとは到彼岸、つまりは煩悩や悩みを越えて到達する悟りの境地が彼岸ということです。

此岸にいる私達が彼岸にゆくために、「布施」、「持戒」、「忍辱」、「精進」、「禅定」、「智慧」の修行を積むことが必要になります。

そして、彼岸は西に位置し、此岸は東に位置します。

3月の春分の日と9月の秋分の日は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので彼岸と此岸がもっとも通じやすい日になると考えられているため、この日を彼岸の中日として、その前後が彼岸になります。

お彼岸におはぎを供えるのはなぜ?

お彼岸にはおはぎ(ぼた餅)をお供えします。
なぜ、おはぎなのでしょうか
実は、おはぎに使われている小豆に関係があります。
小豆は、『邪気を払う』と言われています。

また、日本では昔から赤色は魔除けにいいとされていました。

東洋思想の五行では、”火”を表します。
その小豆を使うことがいいとされていました。
例えば、小豆粥を食べる習慣は、土佐日記にも書かれているほどです。

また、以前は砂糖やもち米も高価なものでしたので、それを組み合わせることでご先祖様を大切に思うという気持ちの現れになると考えられたため、お彼岸にはおはぎを供えるようになりました。

春は、種をまき、食物の成長を願う季節、秋は、食物の収穫の季節です。この時期にあずきを使った食べ物を食べたり、ご先祖さまに感謝することは、自然への感謝や祈りとも深くむすびついているのです。
昔の人達は、自然を敬い、その暮らしにうまく取り入れていました。
こんな風に先祖をうやまってゆく姿勢はいつまでも持ち続けたいです。

ちなみに、春のお彼岸に供えるのは「ぼたもち」、秋のお彼岸に供えるのは「おはぎ」と呼ばれています。

なぜ、同じ食べ物なのに違う呼び方をするのでしょうか?
それは、季節を感じることが好きな日本人らしい理由です。
春の「牡丹」、秋の「萩」にちなんでいるからです。

このようにお彼岸についてきちんと知った上で、お墓参りに行き、ご先祖様におはぎを供え、大切な日本人の心をもつことが日々の生活を豊かにしてくれると思います。

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