劇団四季の俳優・子役・研修生はオーディションで採用?気になる団員の給料は?

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劇団四季のオーディション採用について

劇団四季では毎年オーディションを開催しており、募集情報が公式サイトで公開されます。2つの部門に分けて募集を行うことがほとんどで、即戦力にあたる一般では演目全ての出演チャンスがある劇団メンバー。そして演目や期間を限定して出演する演目契約メンバーがあります。もう1つが研究生で、1年間劇団四季研究所生徒として個人の能力に合わせたレッスンを受けることとなります。コースも5つに分かれており、ヴォーカルクラシックとヴォーカルポピュラー。演技、ジャズダンス、クラシックバレエから選択します。

ではこの劇団四季のオーディションはどのくらいの人数が採用されているのでしょうか?これについて公式の倍率は現在明かされておりませんが、推測として30倍から40倍程度と言われています。2016年の情報によりますと応募総数は1,250通で書類審査を通過したのが約250名で、本選を通過したという人数は発表されておりません。最も最近で公式発表されているデータでは2009年のものがあります。こちらですと応募総数が1,350名で書類合格が406名。1次合格が206名で、一般の本選合格者が36名。研究生の本選合格者が61名ということですから相当な倍率であることがわかります。


劇団四季の俳優について

では劇団四季の俳優となるとどんな生活が待っているのでしょうか?まず劇団四季は全国に8つの専用劇場があり、それぞれで年間を通して違う演目が開催されております。状況によっては他の劇場への転勤といった体制があり、演目のある期間は指定された地で長期の滞在をするケースもあります。長期に渡る場合には劇団四季が借り上げているマンションがありますので、そこで生活をすることが可能です。

そして劇団四季ならではのルールというのもありますので紹介しますと、1つはアルバイト禁止。その分、演目に出演する俳優には給料の保障はなされております。もう1つは髪型を勝手に変えることができないという点。芸能関係でしたら当然という部分もありますが、作品のイメージがあるため髪型を変えたいという際にはあらかじめ制作サイドの許可を得る必要があるのです。

余談ですが劇団四季の俳優になると恋愛についてはどうなのでしょうか?芸能関係ですと事務所によっては自由恋愛禁止というケースがありますが、特にこの点では制限が無いとのことです。ただし、役が決定したとしても実力がステージ水準に達していないと判断されると降板させられてしまうという厳しい世界。劇団の俳優であるという自覚が求められるのは間違いありません。

劇団四季の子役・研究生とは?

劇団四季の演目によっては子役が活躍する場面があります。こちらについては公式サイトを通じてオーディションが都度募集されております。通常のオーディション同様に書類選考から予選、本選と行われ作品にもよりますが数名が合格となります。とある作品の子役オーディションでは200通の応募に対して予選に進んだのが60名で、合格が4名であったとのこと。やはり倍率はかなりの高さです。

そして劇団四季には研究生というカテゴリーもあります。前述したとおり研究生のオーディションも毎年行われており、25歳以下が応募することが可能です。こちらに合格すると1年間劇団四季研究所の研修生として様々なレッスンを受け、終了後には卒業試験を受けることとなるのです。なお、このレッスンですが月曜日から土曜日まで朝10時から行われますので、全日制の学校との両立をすることはこの時点で困難。夢実現のためには相応の覚悟を持って望むことが求められます。貴重なスキルを身に付けることができるにも関わらずレッスン料金は無料で、卒業試験に合格すると晴れて劇団四季のメンバーとなることが出来ます。

劇団四季の団員の給料は?

では最後に劇団四季の団員の給料はどうなんでしょうか?まず研究生ですがレッスンにかかる費用は無料となるものの給料を貰うことは出来ません。しかし、団員となるとそこからは基本給が与えられることとなります。劇団四季においての給料の基本体系としては、基本給+ステージごとの出演単価となっております。したがって、ステージに立つ分がそのまま給料の上乗せになっていくのです。劇団四季団員の平均給与は40万円。初任給は17万円となっており、子役であっても劇団員であれば初任給以上は支給されております。20代の団員であれば23万円くらいで、30代になりますと45万円ほど。そして40代になりますと約55万円の月給がもらえます。しかしこの数字はあくまで目安であり、実際トップ俳優となりますと年収1000万円を超える俳優が50名以上おります。さらに2000万円以上の年収の団員が10名前後。主役クラスの俳優さんは3000万円を超える年収という方もいるようです。この数字はやはり基本給だけではなくステージ出演数によるものが大きく、例えば主役クラスの15年目の俳優は年間で200以上ものステージをこなした結果、年収は1100万円ほど。一方で準主役クラスの6年目の俳優ではありますが、年間300以上ものステージに出演した結果年収は1500万円となるなど、出演が増えると必然的に年収もアップしていくという仕組みなのです。

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