高速バスのタイプと座席の種類、乗車方法や注意点について

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高速バスとは

高速バスとは、主に高速道路を通行する路線バスのことです。

高速バスとは、高速道路・自動車専用道路を経由して都市間、あるいは都市と観光地などを結ぶために設定されたバスのことで、そのうち日を跨ぎ、移動中に乗客が仮眠を取ることを念頭に置いて運行される路線を「夜行バス」と呼ぶことがあり、対義語として「昼行バス」と表現される場合もあります。

事業者によっては、「特急バス」「急行バス」と呼んでいるところもあり、また乗客に向けて掲出・案内される種別として「特急(超特急)」「急行」「高速」などの呼び方があります。


高速バスのタイプ

「高速バスと一般的に呼ばれているもの」「高速バスとなんとなく捉えられているもの(またはそうでないもの)」などがあります。

・停留所やターミナルなどの確固たる建造物を設け、その施設相互間で紙の乗車券ないし、乗客が持参した携帯端末の画面などを介して旅客との運送契約を結ぶ「路線バスとして高速道路を経由し運行される都市間バス」がよく想像される高速バス。

・貸切バス・観光バスと同じ「企画旅行事業として運行される都市間バス」いわゆるツアーバス。

・空港と、都市部の主要駅を結ぶ「空港リムジンバス」高速道路を経由するものが非常に多いため、「高速バス」として捉えることもあります。

なお、高速道路を経由して運行するバスは、立ち席が禁じられており、法令でシートベルトを必ず着用しなけばならないと定められています。よって、定められた座席数以上の乗車はできません。

 

高速バスの座席の種類

よく見る座席の種類は3列シートや4列シートというもの。これは、車内の座席が縦に何列配置されているかを示します。

一般的なのは、4列シートタイプ。遠足など日帰りの貸し切りバスでもよく使われている、真ん中に通路があり、左右に2席ずつ配置されている車両です。こういった4列シートタイプは高速バスの主流ですが、

「4列シート」。子供のころ遠足で乗った、観光バスのような仕様の車両です。乗車人数が多い分、料金は安いので、お値段重視派には好評ですが、夜行バスで一晩過ごすには窮屈かもしれません。

格安がいいけれど、窮屈なのは嫌という方には「ゆったり」「のびのび」と名のつくシートがお勧めです。通常よりも横の1列を減らし、少し各列の前後間隔が広くなっています。

その他の座席の種類

・「3列(2+1)」シートは、通路をはさんで左右に2列(二人掛け)・1列(一人掛け・独立席)と分かれているこのタイプ。足元の広さは4列「ゆったり」相当であるケースがほとんどです。

・「3列独立」シートは車内に2列の通路があるため、最大乗車可能人数が少なく、その分窮屈さを感じることはないでしょう。

・「2列」シートは、いわゆる「バス」というイメージからはほど遠い、大きなシートが特徴。ほとんどの場合、パーテーションやカーテンで仕切られ、個室ブースのような感覚で過ごせます。バス会社ごとに仕様は異なりますが、充電用コンセント、ハンガー、読書灯、マイナスイオン発生器、電動リクライニング、マッサージ機能、Wi-Fiなどなど、高速バスで実現できるあらゆる機能をもたせている車両です。

 

高速バスの乗車方法

事前に便と座席位置を指定し、枚数を限定して乗車券を販売する「座席指定制」と乗車券の販売に制限は設けていないけれど、乗車時に限って人数制限を行う「座席定員制」があります。

高速バスは一般路線バスと異なり、乗車券を事前に購入してから乗車することが多く、乗車券の発券方法も大きく3通りあります。

高速バスは基本的に予約が必要です。

予約はインターネットでの予約とバス会社の予約センターへの電話、窓口で直接の概ね3通りがあり、そのバスを運行しているバス会社のサイトで乗車券の購入の仕方や売場を確認して、売場(バス営業所、駅、コンビ二など)に直接買いに行くか、インターネットやコンビ二の端末から買える場合もあります。

バス会社によっては、当日、空席があれば予約なしで乗れるバスもあります。


高速バスを利用する際の注意

料金が安くお得な高速バスですが、電車とは違いレールがあるわけではないので、時期や時間によっては渋滞に巻き込まれることがあり、到着時刻が数時間単位で遅れる事があります。なので、仕事や大切な約束などに高速バスを利用するのであれば、時間にとても余裕を持って予約する事をお勧めします。

また、バスのトイレは揺れるので不安定ですし、狭い上にひとつしか無いのが普通なので予め行っておく事も重要です。

そして荷物スペースが非常に狭いか利用できないことがあるので大きな荷物がある場合は事前に確認が必要です。

その他、高速バスは狭い空間で乗っている時間が長いので、身体に負担がかかりやすいです。首回りにセットする事ができるクッションや、ストールやマフラーがあれば、寒さ対策にも、アイマスクのようにも使えます。むくみが気になる人は、着圧ソックスを履いておくといいでしょう。大きめのハンカチを三角に折って足用のハンモックを作り、荷物入れを使って足をぶら下げておくという方法もあります。

 

まとめ

全国で運行している何千という高速バスから、行先や希望の予算・シート・そして利用するスケジュールにあった便を見つけるには、やはりネットが便利です。

まず基本的な機能として、各サイトには希望日・区間・シートタイプを選択できる検索フォームが用意されています。そこに加えて、予約サイトによって「コンセント付」「女性専用車」といった特色を指定できる絞り込み機能や、安い順・出発時間に便情報を確認できる並び替え機能が用意されていることが多いです。

高速バスは「快適」な乗り物ですが、安い席を選ぶと必ずしも快適ではないこともあります。もっといえば、長時間乗っていると「苦痛」の場合すらあります。

しかし、バスの仕組みや車両による違いを理解すれば、どの程度「快適か」「苦痛か」をある程度予想することができます。ある程度の値段を払えば、驚くほど快適なシートでぐっすり眠れますし、激安を狙えばちょっと耐えなければなりません。

各高速バス会社のホームページを見てみたり、予備知識を得てから決めれば、自分にあった旅ができるでしょう。

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