上野の東京国立博物館とは?

上野公園の中には美術館や博物館など文化施設が多く集まっていて、アートを楽しめる場所がたくさんあります。その中でも「トーハク」という愛称でも親しまれている東京国立博物館は、日本で最初にできた博物館。上野駅方面から向かうと、上野公園の噴水を見ながら、正面にでーんと立派な建物が見えてきますが、それが東京国立博物館の本館です。

イベント時など期間限定ではありますが、夜間に建物をライトアップしていることもあり、とても幻想的な景観が楽しめるので、チェックしておくとデートにも使えそうです。広々しているので、もちろん親子でも、友達とも十分に楽しめるところです。

さて、敷地内には、正門から入って正面の本館、向かって右側には東洋館、左側には表慶館と法隆寺宝物館、そして本館左の奥まった所にあるのが平成館、そして正門ではなく通用門からは貴重な図書資料が揃う資料館もあり、展示内容によって建物が分かれています。

なにしろ日本最古の博物館ですので、国宝や重要文化財などをはじめ、日本を代表する作品が数多く収蔵されています。東京国立博物館のコレクションは、日本の作品が主ですが、日本人の視点から収蔵されたアジアの貴重な作品も数多いことが特色です。

特に中国美術や陶芸は質の高い作品も多いことで知られています。


東京国立博物館の特別展について

東京国立博物館では、収蔵品の常設展示だけでなく、年に5回、いろいろなテーマで特別展が開かれています。テーマに沿って、日本はもちろん世界各地から学芸員が選りすぐった重要な作品を一堂に会する、特別な展示です。

例えば、2018年の夏は、「縄文—1万年の美の鼓動」展という、縄文時代の生活や文化を全般的に紹介するテーマで、縄文にまつわる優品が日本全国から集められて展示されたことで大きな話題となりました。そして書店からアクセサリーに至るまで「縄文土器」がちょっとしたブームを巻き起こしたことも記憶に新しいことです。

このように、東京国立博物館が開催する特別展のテーマは、日本全国に文化のブームの発端となることも多いのです。普段は各地に点在する、教科書でしか見られないような作品の数々を、一度に一つの会場で見ることができる機会を逃す手はありません。ちなみに10月からは、「マルセル・デュシャンと日本美術」と題する展覧会が開催されます。

特別展の特色として、展示室に列挙された作品を鑑賞するだけでなく、もう一つ楽しみがあります。それは特別展テーマに沿ったミュージアムグッズがいろいろと販売されることです。特別展は期間限定ですので、グッズの数にも限りがあり、特別展に訪れて初めて見出せるステキなものもあるはず。

その他、東京国立博物館では特別展のテーマに合わせて、色々なイベントやプロジェクトも企画しています。

特に夏休みなどの長期休暇の場合は、子どもたちも楽しめるようなコーナーが展示室内に設けられていたり、演奏会やパフォーマンスが行われたりすることもあります。時間が決まっているイベントも多いので、最大限に特別展をエンジョイしたい方は事前に調べておくと良いですね。

 

東京国立博物館の特別展チケットの詳細

東京国立博物館の特別展のチケットは、正門前のチケット売り場の窓口であれば、開館日の閉館30分前までであれば確実に求めることができます。

その他、各種プレイガイドでも買うことができます。ちなみに前売り券の場合、2展セットというチケットがあり、連続する2つの特別展のチケットも販売されています。

前売り券ではなく当日券の場合、「東京・ミュージアムぐるっとパス」という、東京を中心に92の美術館や博物館の割引券と入場券が1冊にまとまったチケットブックがありますが、これを2200円で購入して示すと、100円割引になります。また特別展のチケットで、観覧日当日1回に限って常設展示の平常展も見ることができるので、もし足が元気であれば寄っていきたいですね。


東京国立博物館の混雑状況について

東京国立博物館の特別展は、たいてい平成館で行われます。話題を呼ぶことの多い特別展は人気が高いため、混雑することが多いです。平成館入場までに外で並ばないといけないこともあります。平成館の外は屋根などついていないため、並ぶ場合は、炎天下や雨天の場合に備えて傘や飲み物を持参するなど、ちょっとした対策をしておいた方が良さそうです。

どんなに待ち時間が長くても、一度入場してしまえば、平成館の建物は広々としているので、それなりに余裕をもって展示は見られるのが嬉しいところです。ただやはり人気のある作品の前では、係員の誘導にしたがい、立ち止まらずに作品を観覧することを求められることもあります。

ちなみに東京国立博物館の特別展の混雑状況は、「展覧会名 混雑情報」等のキーワードでネットで検索すると、特にtwitter上の展覧会公式アカウントがある場合は、かなり頻繁に情報が更新されているので、調べてみる価値はあります。Twitterでは主に待ち時間や最終入館時間の案内がつぶやかれています。今日行くかどうか迷っている場合や、お出かけになる前にチェックしておくと、効率的に見てまわれそうですね。

ただし、たいへん混雑するのは特別展だけで、本館や東洋館の常設の平常展はいつでも並ばずにゆうゆうと見学できます。もちろん平常展だからといって手抜きされているのではなく、さりげなく展示されているので見逃しがちですが、いつ行っても教科書にものるような一流の作品ばかりが並んでいるので必見ですよ。

また特別展の内容と連動させて、平常展でも特別展のテーマに沿った企画スペースが設けられて関連作品が展示されることが多いので、気になる方は要チェックです。

東京国立博物館のホームページについて

東京国立博物館のホームページ(https://www.tnm.jp/)はとても見やすくて充実しています。まずホームページにアクセスした日は何時までに入館できて、何時まで開館しているかが表示されるので、通勤帰りに寄りたい場合に時間を確認できて便利です。またトップページの見やすいところに開館日のカレンダーも載っています。

ホームページには色々な情報が載っています。現在開催されている特別展の案内や平常展の詳細はもちろんですが、単に眺めるだけでも楽しいのはミュージアムショップです。工芸品や図録、美術関連の文具だけでなく、ファッションや食品も扱っていて対象は広範囲。さらに名品モチーフをアレンジしたグッズも各種取り扱いがあり、外国人へのお土産探しにも重宝します。

また各種プログラムや催し物の案内も細かく掲載されているのが嬉しいところ。特に「ファミリー・子供向けプログラム」などもしっかりと掲載されているので、小さなお子さんを連れていっても安心ですね。「催し物」を見ると、講演会やシンポジウムといった硬いものから、コンサートやガイドツアーといった、展示内容のことをよく知らなくても気軽に参加できそうな行事も、

このホームページを見れば事前に下調べできるようになっています。ぜひ活用したいですね。