同性の友達が多く、先輩や後輩からいつも頼りにされ、周囲が羨むほど人に慕われている男性っていますよね。
そんな男性のことを世間では「頼れるアニキ」と呼んだりします。
今回は、周囲から「頼れるアニキ」と呼ばれる男性の特徴について詳しく解説していきます。
頼れるアニキとは? いつどんな人に言うの?
頼れるアニキの「アニキ」は、兄貴=お兄さんを意味し、主に目上の人に対して使われる言葉。「アニキ」と呼ばれるぐらいですから、本来は尊敬や憧れといった相手を敬う気持ちで用います。
とはいえ、頼れるアニキには「困っているときに助けてくれる」というイメージが定着しているため、いざというときに助けようとしない人物は頼れるアニキとは呼ばれないでしょう。
一方で、純粋に敬う気持ちを持って使われる場合もあれば、日本人特有の相手を立てたりヨイショで持ち上げたりするときにお世辞や偽りの賞賛の意味で「よっ、アニキ!」などと使われることもあります。
どちらにせよ、アニキと呼ばれるからには誉め言葉と受け取って問題ないでしょう。
「頼れるアニキ」と呼ばれる男性の特徴8つ
ここからは、頼れるアニキと呼ばれる男性の特徴について、より具体的に見ていきましょう。
(1)責任感の強い男性
まずは責任感の強い男性が挙げられるでしょう。
ミスや失敗に対してあれこれ言い訳をせず、自分がやるべきことを最後まで全うしようとする男性は、いっけん口数が少ないため不器用に見られがちですが、努力の量ややりきる力は人一倍です。
言葉で語るのではなく、背中を見せて語る職人肌気質。ちょっと怖くて近寄りがたい存在ですが、いざというときに頼れるアニキとして重宝されるでしょう。
(2)盛り上げ上手な男性
飲み会や食事会などで、盛り上げるのが上手な男性も頼れるアニキと呼ばれやすいでしょう。
自虐ネタで笑わせるときもあれば、周囲の人をいじって笑いを誘うときも。
中にはただ自分が騒ぎたいだけのお調子者もいますが、真の盛り上げ上手は、その場の空気を敏感に察して人の気持ちがわかる人のことを指します。
楽しませるために、多少の自己犠牲を払う覚悟や嫌われるリスクを承知で向き合う必要があるでしょう。
(3)聞き上手な男性
相手の話をジッと我慢して聞ける忍耐力のある人や、つい本音を話したくなる質問力の高い人など、聞き上手な男性も頼れるアニキとして好印象を持たれるでしょう。
人間は、誰かに話を聞いてもらうことで自分を受け入れてもらえたという安心感をいだくもの。
人の話に真剣に耳を傾けられる男性は、自分に余裕がある人や懐が深い人という印象をあたえ、年上年下にかかわらず人から信用されやすい特徴があるのです。
(4)筋肉質でガタイのいい男性
頼れるアニキとして見られるには、内面も大事ですが外見を磨くことも大切です。なぜなら人間は、視覚から取り込んだ情報をより印象強く記憶する生き物だからです。
そして、外見を磨くうえでもっとも手っ取り早く効果的な方法が筋トレです。
広い肩幅に厚い胸板、引き締まったお尻や盛り上がった肩など、パッと見で鍛えている様子が伝われば、仮にメンタルがそこまで強くなくても、その弱点を覆すほどたくましい印象を与えられるでしょう。
(5)知識が豊富な男性
頼れるアニキと思われるには、豊富な知識を身につけることも効果的です。
どれだけ腕っぷしが強く頼もしいイメージがあっても、一般教養の知識が乏しければ心から安心はできません。
ケンカを売られる、因縁をつけられるといった目の前のトラブルに巻き込まれたときだけでなく、豊富な知識をもってスムーズな解決に導くことも重要なのです。
わからないことを質問してすぐに適切な回答を提示できる男性は、継続的に「頼れるアニキ」と思ってもらえるでしょう。
豊富な知識を得るには、ニュース記事やノウハウ本などを選り好みせずに読むことが大切です。
(6)弱い者の味方でいられる男性
真の頼れるアニキは、自分を慕ってくれる仲間内の人物だけに味方するのではなく、困っている人なら誰の味方にもなる人のことを指します。困っている人をみると放っておけず、知らない間柄でも自ら声をかけ手助けできる男性こそが、本当の意味で頼れるアニキと呼ぶにふさわしい人物といえるでしょう。
例えば、上司に責められていたら守ってくれるなど、自分の立場が危うくなることをかえりみずに行動できる人物が該当します。
(7)変化を敏感に察する男性
頼れるアニキは器が大きく、ときに豪快な行動に出るもの。また、人の感情の変化、場の空気の変化を敏感に察して適切に行動できることも特徴です。
このように「静」と「動」を兼ねそろえている人物は、頼れるアニキと思ってもらいやすいでしょう。
反対に、相手の気持ちに合った行動ができなかったり、場の空気を読めなかったりすると、尊敬されるどころか軽蔑される恐れがあります。
自分が中心に世界が回っているなどと思わずに、常に周りの状況を見て行動することを心がけましょう。
(8)常に周りの人の1歩先を行く男性
知識や技術の面で、常に周りの人の1歩先を行く男性は、どれだけ追いかけても追いつけない存在。
このような人は、周囲のロールモデルとして常に尊敬の的になりやすく、歳を重ねて風格がますにつれ、友達や同僚たちから頼れるアニキと呼ばれやすくなるでしょう。
やみくもに知識や技術を身につけても、状況に応じたものでなければ尊敬してもらえません。未来を予測する「先見の明」を身につけて、常に1歩先を見据えて行動することが大切です。
そのためには、日本や世界の情勢や業界の動向などを常に把握するクセを身につけることが効果的かもしれません。
頼れるアニキを目指そう!
今回は、頼れるアニキと呼ばれる男性の特徴について紹介しました。
あなたの周りにも「アニキ、アニキ!」と周囲に慕われている人が一人ぐらいはいるでしょう。
その人の日常生活を細かく観察することで、今の自分に足りないものが少しは見えてくるかもしれませんね。