精のつく食べ物
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精のつく食事とは? 疲労回復やストレス解消におすすめの料理10選

「やる気が起きない…」「身体がだるい…」そんな時におすすめなのが精のつく食事です。なんとなく準備が面倒くさそうな精のつく料理も、選び方次第でカンタンに摂取可能。
今回は、疲労回復やストレス解消におすすめしたい精のつく食事をいくつか紹介していきます。料理ができる人もできない人も、ぜひ参考にしてみてください。

「精がつく」とは、どういう意味?

精がつく男
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精がつくとは、元気が出たり、活力が増したり、エネルギッシュになったりと、仕事やプライベートのやる気が高まる状態を指します。
精がついた状態は、単に精力が高まった状態を指すのではなく、性機能の向上以外に精神的に前向きになれた状態も含まれています。
主には、疲労やストレスを蓄積した男性に向けられる言葉で、精をつけて回復を図ろうとします。

精のつく食事は、こんな人におすすめ!

精のつく食事がおすすめな人
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精のつく食事は、次のような人におすすめです。

  • 疲れている人
  • ストレスを感じている人
  • 肌荒れが気になる人
  • やる気が起きない人
  • 性の衰えを感じる人
  • よく風邪をひく人

精をつけたい人におすすめの料理10選

精のつく食べ物
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ここからは、精をつけたい人におすすめの料理を紹介していきます。

(1)ニンニク

精のつく食事と聞いて、真っ先にこのニンニクを思い浮かべる人も多いでしょう。ニンニクには豊富なアリシンが含まれており、食欲増進や疲労回復などの効果が期待できます。
夏バテで食欲がない時や、なかなか疲れが取れない時はニンニク入りの料理を積極的に摂取するとよいでしょう。
ニンニクを使った代表的な料理は、餃子や炒め物が挙げられます。それ以外にも、乾燥させたニンニクチップやガーリックパウダーを料理に散りばめて使うのもよいでしょう。

(2)ヤマイモ

血行促進につながるヤマイモも、精がつく料理として最適でしょう。精がつく以外にも、ヤマイモは老化防止や美肌効果も期待できます。
ヤマイモを使った料理として、とろろや山芋ステーキ、山芋の天ぷらなどが挙げられるでしょう。ヤマイモは、口あたりが軽く調理方法もさまざまあるため、幅広い用途で使える万能食材です。

(3)納豆

納豆のネバネバを生み出す納豆菌には、ナットウキナーゼという酵素が含まれています。ナットウキナーゼには、血栓を溶かして脳梗塞や心筋梗塞のリスクを低減するとの報告もあります。
血流がよくなることで体が元気になる人も少なくありません。ご飯の上にのせて食べるのはもちろん、カレーライスやそばにトッピングしても美味しくいただけるでしょう。

(4)うなぎ

精がつく料理としては、うなぎも有名ですね。
うなぎには、免疫効果を高める亜鉛やビタミンAをはじめ、倦怠感をなくすビタミンB、新陳代謝を高めるビタミンEがそれぞれ豊富に含まれています。
江戸時代から、精のつく料理として親しまれてきたうなぎ。調理方法は、シンプルにうなぎの蒲焼きがおすすめですが、卵でとじたり、酢の物とあえたりしてもよいでしょう。

(5)赤身肉

赤身肉にはタンパク質と亜鉛が豊富に含まれています。亜鉛はタンパク質から髪を作る際に必要な栄養素であると同時に、体の機能を保つ役割を果たします。
この2つの栄養素を同時に摂れる赤身肉は、まさに精の付く代表的な食べ物と言えるでしょう。
牛肉や豚肉、鶏肉、羊肉など、料理の献立に合わせて使い分けることで飽きずに食べられる点も優秀と言えます。

(6)牡蠣

亜鉛が豊富に含まれている牡蠣。亜鉛は男性ホルモンに深く関係している栄養素ですが、日本人は亜鉛不足の傾向があります。牡蠣を毎日食べる必要はありませんが、週1回程度は献立に加えてもよいでしょう。
ただし、生牡蠣はノロウイルスによる食中毒のリスクがあるため、生食用の牡蠣を使用してください。それでも加熱用と比べて食中毒になりにくい程度のものなので、基本的にはソテーやフライで食べましょう。

(7)ショウガ

ショウガを食べると体が温まって元気になる人も多いでしょう。ショウガに含まれるジンゲロンとショウガオールには、胃液の分泌を促して消化吸収をサポートする働きがあるため、特に夏バテなどで食欲がない人におすすめです。
いちいちショウガをすりおろすのが面倒な人は、チューブを使用しても問題ありません。また、お吸い物に細かく刻んだショウガを少量入れると香り高くて食欲が進みますよ。

(8)ゴマ

精がつく料理を探し求める上で、案外見落としがちなのがゴマの存在です。
ゴマの中には、鉄分や亜鉛、ミネラルがたくさん含まれており、疲労回復や老化防止に最適な食材といえるでしょう。
ゴマを使った料理として、例えば代表的なところでサラダのドレッシングや白ご飯が進むふりかけなどが挙げられます。
また、ゴマは1粒あたりの面積が小さいため、一度に大量の摂取が可能な点も魅力でしょう。

(9)梅干し

梅干しに含まれるクエン酸には、疲労回復効果が期待できます。
さらに、鉄分やマグネシウム、亜鉛、カルシウムなど、体の機能を維持するために必要な成分が豊富に含まれているため、精をつけたい人は積極的に摂取するとよいでしょう。
ご飯にのせるだけではなく、サラダや麺類に刻んだ梅干しを混ぜるのもおすすめです。

(10)ナッツ

ナッツ類の中でもアーモンドには、ビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEには、血流を促すことで勃起不全や性欲減退を改善する効果があるといわれています。
ただし、ナッツには油分が豊富に含まれており、食べ過ぎるとニキビが増えたり太ったりする恐れがあるため気をつけましょう。
仕事の休憩やおやつタイムに少量を食べるのがおすすめです。

食事で精をつけよう!

精のつく食材は、アレンジ次第でさまざまな料理に生まれ変わります。
カンタンに摂取できる精のつく料理をいくつかマスターしておくと、いざという時に役立つでしょう。
ただし、精のつく食べ物ばかり食べていると栄養バランスが偏るため、他にもさまざまな食べ物を食べるようにしてくださいね。