乙女は泣いてはいられない

テレビのインタビュー等で、「作家」のことを尋ねられたら、君はどんなことを返答する?「感動」は、人によって考え方が違うかもね。
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気持ち良さそうに踊る彼と読みかけの本

少年は大変ひもじかった。
あと数日で夏休みという時期、学校から歩いて帰っている時だった。
セミはもう騒がしく鳴いている。
日差しは強く、夕方にもかかわらず、まだまだお日様は沈みそうになかった。
少年は汗を手でぬぐいながら一人で歩いていた。
友達と一緒に帰るときも多いが、今日はめちゃめちゃ空腹のため、早いとこ帰宅して何かを食べたかった。
少年が狙っているのは、昨晩のカレーの残り。
昨夜のカレーは、まだ鍋に半分くらい残っていた気がする。
ご飯もおそらく、冷や飯が冷蔵庫に入ってたはず。
少年は早くカレーを食べようと、足早に家を目指した。
すると、汗が一段と流れてきた。

風の無い土曜の午前はこっそりと
職場で着用するスーツスカートを選びに来た。
コムサとかフォーマルなところもいいな〜と悩んだけれど天神コアも悪くないと思う。
若々しくて元気な女物のファッションビルで、体のラインが出るファッションが多い。
値段は店によって違いがあるのはもちろんだが、大体はリーズナブル。
そこで、スーツを選んでいたが、細身の物が多く取り扱われていた。
着用後、なんとなく都会的に見える気がする。
なかなか素敵な買い物が達成できて、めちゃくちゃハッピーだった。

そよ風の吹く土曜の午後にビールを

少し前、はたちの時、仲良しの3人で韓国の釜山に観光に行った。
初の韓国旅行で、高級ホテルに短期の滞在だった。
メインストリートを散々観光して、楽しんでいたけれど、それから道に迷った。
日本語は、浸透していないし、英語も全然通じなかった。
泣きそうになっていると、韓国のサラリーマンが流暢な日本語でメインの場所を説明してくれた。
少し前に福岡に滞在して日本語の習得をしたという。
おかげで、また、順調な韓国見物をすることができた。
次の日、駅で道を教えてくれたその人に縁があってばったり会った。
「ぜひまた」と言われたので、嬉しくてこの国が印象的な国になった。
いつも1年に1度は韓国旅行が計画されている。

雨が上がった月曜の午前に歩いてみる
けっこう昔から知ってたけど行ったことはない、だけど、暗くなってからの動物園は、夜行性の動物が大変勢いがあって眺めていてたまらなく楽しいらしい。
気になってはいても、夜の動物園は入園したことがないけれど、子供がもう少し大きくなったら見に行ってみようと妻と話している。
もうちょっと楽しめるようになったら、きっと、娘もはしゃいでくれるだろうから。
普通の動物園と違う気分を俺も妻もきっと楽しめると思うので見てみたい。

目を閉じて吠える家族と夕立

夏らしいことを今年はやっていないが、友人と土曜日、コテージをレンタルしてBBQをする。
暑い季節の定番だが、たまには、息抜きになる。
男手があまりいないので、たいそう色々となんやかんや準備をしないとな。
特に、重い物を運んだりが、女性だと苦手な人がまあまあいるので、活躍しないと。
だけど、しかし絶対に全員で焼酎を飲むからその時は、アルコールを飲みすぎない様に注意しよう。

そよ風の吹く月曜の深夜は友人と
石田衣良という小説家に魅せられたのは、愛の部屋で。
「愛がいない部屋」というサブジェクトの短編が納められた文庫本が本棚にあったから。
地元の新潟のお母さんが読破して、その後カップラーメンや商品券と共に送ってくれたようだ。
その頃は全然文学界で知れていなかった石田衣良さん。
彼女は普段手記や経済、雑誌などは買う。
しかし、所謂ノベルは嫌いだそうで、この本を私にくれるという。
彼女のお母さんは、何を思いながら、愛がいない部屋を手に取ったのだろうか。

一生懸命走るあいつと失くしたストラップ

知佳子のアパートのベランダにて育てているトマトは、不運な運命かもしれない。
枯れる直前まで水分を与えなかったり、ワクワクしながらコーヒーをプレゼントしたり、OJをプレゼントしてみたり。
ほろ酔いの私たちに、ビールを与えられた時もあり。
ミニトマトの親である友人は、次回ぜひトマトジュースを飲ませたいという。
もうトマトの意思は全く関係ない。

どんよりした大安の夜明けに窓から
働き始めて間もないころ、知識がなく、大変なトラブルをもたらしてしまった。
気にすることはないと話してくれたお客さんたちに、感じの良い訂正の方法も分からず、涙が出てきた。
同じく新人らしきお客さんが、エクセルシオールのカフェオレを差し入れと言いながらくれた。
トチって2つオーダーしちゃったんだ、とニコニコしながら違う種類のドリンクを手に2つ。
高身長で、痩せててすっごくさわやかな表情をした女性。
悪かったな、と思い返す。

陽気にお喋りするあの人と月夜

私は、部屋で一人で行えるような働き方をして、たまにお声があるとプロジェクトでの仕事に参加する。
たった、たまにが、最強にめんどく思えて仕方ない。
いっそ辞めてしまおうとか。
行けば頑張るけれど、多くの人間にはさまれて、団体で仕事をするのは気疲れする。
そう母に話すと、言いたいことは分からなくない、とクスクス笑っていた。

一生懸命叫ぶあの人と飛行機雲
今日この頃までまったく存在を知らなかったが、プール用オムツなるものが販売されていた。
都会では、そのオムツ着用で入れる所と入らせてくれない所があって違うらしい。
断じて、他人からしたら、プール用でも小便などふくまっているオムツで同じところに入られたら、それはそれはいやだろう。
とはいえ、親としては、プールにいれてあげたいという気持ちもある。
だけど、しかし、立場が逆だったら絶対に不快だ。

ラクダ

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